KAMINARI GUITARS カミナリ / Yellow Brick Overdrive 【オーバードライブ】

KAMINARI GUITARS カミナリ / Yellow Brick Overdrive 【オーバードライブ】

ツイードアンプ特有の、粘りのある温かなサチュレーション。ペダルで近づけようとすると、どうにも硬くなったり、逆に芯を失ってしまったり——そんな遠回りをした方も多いのではないでしょうか。KAMINARI GUITARS「Yellow Brick Overdrive(K-EP-YB1)」は、そのツイード期フェンダーアンプのサウンドをイメージして設計された、横浜発のハンドメイド・オーバードライブです。

目次

ツイード・フェンダーをイメージした、落ち着いたキャラクター

Yellow Brick Overdriveの音色的な特徴は、やや暗めでローゲイン寄りの、落ち着いた質感にあります。派手に前へ出るタイプではなく、原音の輪郭を保ちながら歪みを足していく方向性で、コードの分離感を残したいプレイスタイルと相性のよいペダルです。

回路はICを使わないディスクリート構成。姉妹機のRed Brick Overdriveと基本回路を共有しながら、パーツ定数を変更することで、それぞれ異なるキャラクターを持つ2台に作り分けられています。

Red Brickとの違い|どちらを選ぶべきか

2機種で迷われる方が多いので、メーカーが公表しているキャラクターの違いを整理しておきます。

モデルイメージした音キャラクター
Yellow Brickツイード期フェンダーやや暗くローゲイン寄り。落ち着いた、原音を活かす音色
Red Brickプレキシ・マーシャル明るくハイゲイン寄り。ローエンドとハイミッドが共存したダイナミックな音色

クランチ主体で、アンプの表情をそのまま活かしたい方はYellow Brick。歪み量を稼ぎたい方、ブリティッシュ系の押し出しが欲しい方はRed Brick、というのがひとつの目安になります。

なお2台を併用し、Yellow Brickをローゲイン用、Red Brickをハイゲイン用として使い分ける組み方も可能です。基本回路が共通なので、キャラクターの地続き感を保ったままゲイン段を切り替えられます。

コントロールと入出力

ゲインとトーンの可変幅は広く、ローゲインのクランチからディストーション領域まで対応します。

  • LEVEL:出力音量を調整します。
  • GAIN:歪みの量を調整します。
  • TONE:音色の明るさを調整します。BRIGHTスイッチと併用しながら追い込むのがおすすめです。
  • BRIGHTスイッチ:スイッチ位置が上でONとなり、ハイミッドの押し出しが強まります。前段に別のオーバードライブを接続した際など、抜け感を一段上げたい場面で効果的です。
  • フットスイッチ:エフェクトのON/OFFを切り替えます。ON時はLEDインジケーターが点灯します。
  • INPUT / OUTPUT JACK:それぞれ楽器側、アンプ側のシールドを接続します。
  • DC JACK:一般的な2.1mm DC9V センターマイナスのパワーサプライを使用します。

1台1台ハンドワイヤリング・ハンドペイントで製作

KAMINARI GUITARSは、ヴィンテージ楽器の魅力を尊重しながら、日本の製作精度で高品質な製品を適正価格で届けることをコンセプトに掲げる横浜のブランドです。エフェクター5機種が2025年10月に登場し、Yellow Brick Overdriveはそのラインナップのひとつにあたります。

内部パーツは幾多のサウンドテストを経て選定されたものが使われ、1台1台ハンドワイヤリング、そしてハンドペイントで仕上げられています。塗装の表情が個体ごとに異なる点も、ハンドメイドならではの魅力です。

こんな方に向いています

  • ツイードアンプ系の、温かく落ち着いた歪みを求めている方
  • 常時ONで使える、原音を活かすクランチペダルを探している方
  • ディスクリート回路のハンドメイド・ペダルに興味がある方
  • Red Brickと組み合わせて2段のゲイン構成を作りたい方
電源は何を使えばいいですか?

一般的な2.1mm DC9V・センターマイナスのパワーサプライをご使用ください。18Vなど電圧や極性の異なる電源を接続すると故障の原因となりますのでご注意ください。

Red Brick Overdriveとは回路が違うのですか?

基本回路は共通のディスクリート回路です。パーツ定数を変更することで、Yellow Brickはやや暗くローゲイン寄り、Red Brickは明るくハイゲイン寄りのキャラクターに作り分けられています。

BRIGHTスイッチはどんな場面で使いますか?

ハイミッドの押し出しが強まるため、バンドの中で抜けが足りないと感じる場面や、前段に別のオーバードライブを接続している場面で効果を発揮します。

※一般的な2.1mm DC9V センターマイナスのパワーサプライをご使用ください。18V等、電圧/極性の異なる電源を接続すると故障しますのでご注意ください。
※ハンドペイント仕上げのため、塗装の色味や表情は1台ごとに異なります。掲載画像はサンプルです。

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この記事を書いた人

13歳よりエレキギターを始め、学生時代はバンド活動に明け暮れる。音響機器やPAの基礎を専門学校で学びつつ、18歳頃にアルバイトとして始めた大手楽器店にて楽器の買い取り業務を担当。約10年間にわたり音楽機材の買取査定、販売・リペアなどに携わり、数多くのエフェクターに触れる。楽器店退職後、2009年よりエフェクター専門サイト『EFFECTOR COLLECTION BOX』の運営をスタート。

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