パワーサプライおすすめ10選【2026年版】ノイズが消える選び方

パワーサプライおすすめ10選【2026年版】ノイズが消える選び方

エフェクターボードにデジタルペダルを加えたら「ジー」というノイズが出るようになった、パワーサプライを替えたのに症状が変わらなかった。そんな悩みは、電源の選び方を見直すことで解決できる場合があります。

パワーサプライは見た目がよく似ていて、スペックを並べても違いが分かりにくい機材です。この記事では、選ぶときに確認したいポイントを整理したうえで、出力がアイソレートされたおすすめのパワーサプライを10機種紹介します。

目次

パワーサプライの選び方

いちばん大切なのは、出力がアイソレート(絶縁)されているかどうかです。出力どうしが内部でつながっている非アイソレートの電源では、デジタルペダルを混ぜたときにグラウンドループなどが原因のノイズが出やすくなります。各出力が独立したアイソレート電源なら、アナログとデジタルを混在させても影響を受けにくくなります。

次に確認したいのが、出力の数と電流です。デジタルペダルは消費電流が大きいものが多いので、つなぐペダルの必要電流(mA)と電圧を確かめ、それを満たす出力がそろっているかを見てください。将来ペダルを増やす予定があるなら、出力に余裕のあるモデルや、増設できるモデルを選ぶと安心です。

選ぶときのチェックポイント
  • 出力がアイソレート(絶縁)されているか
  • つなぐペダルの台数より出力の数が多いか
  • デジタルペダルに必要な電流(mA)を出せるポートがあるか
  • 12V・18Vなど、9V以外が必要なペダルに対応できるか
  • ボードに収まるサイズ・厚さか

下の表で、10機種の出力構成と向いている使い方を比べてみてください。

機種出力構成・特徴向く人・選ぶ目安
VITAL AUDIO
VA-08 Mk-III
アイソレート8系統(9V 500mA×3、9V 100mA×3、9/12/18V 500mA×2)。別にマルチ用の9/12/18V・最大2000mAポートとUSB-A/USB-C(PD)。厚さ22mm。コンパクトとマルチ、タブレットまで1台でまとめたい人。
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Strymon
Ojai R30
5系統。9V 500mA×3、9V 500mA/12V 375mA/18V 250mAの切り替え×2。24V THRUで増設可能。小型ボードでも消費電流の大きいペダルを使う人。将来増設したい人。
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Walrus Audio
Canvas Power 8
アイソレート8系統。9V 500mA×6、9/12/18V可変×2。USB-C(5V 1.5A)充電用出力、残り電力を示すLEDメーター付き。電源の使用量を目で確かめながら、8台前後のボードを組みたい人。
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CAJ
DC/DC Station II
フルアイソレート8系統。9V 150mA×6、9V 500mA×2(1系統は電圧計付き)。電流・電圧ダブラーケーブル付属。アナログ中心で、デジタル用の500mA出力も2口ほしい人。
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VITAL AUDIO
VA-05 MkII
アイソレート5系統。9V 300mA×3、9V 500mA/12V 375mA/18V 250mAの切り替え×2。111.5×60×21.3mm。ミニボードやサブボードに、小さなアイソレート電源を置きたい人。
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K.E.S
KIP-V.A.C.9
フルアイソレート9系統。9.4V 500mA×6、6.5〜18Vの無段階調整・500mA×3(電圧表示付き)。ファズやビンテージ系ペダルの電圧を変えて音作りしたい人。
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MXR
ISO-BRICK PRO
フルアイソレート。9V 300mA×4、9V 500mA×2、9/12/18V切り替え500mA×2、9V 1.5A×1に、増設用の18V 2Aリンク出力。最大42W。マルチエフェクターと複数のコンパクトを1台でまとめたい人。
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Voodoo Lab
Pedal Power X8
ガルバニック絶縁8系統。すべて9V 最大500mA。140×70×25mmの薄型。9Vペダル中心のボードで、どの口にもデジタルペダルをつなげたい人。
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Fender
Engine Room LVL5
グラウンドアイソレート5系統。すべて9V 500mA。100〜240V入力(IECケーブル)。シンプルな5口構成で、デジタルペダルにも余裕を持たせたい人。
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CIOKS
SOL
アイソレート5系統。各出力を9V 660mA/12V 500mA/15V 400mA/18V 330mAに切り替え。最大30W、100〜240V入力。小〜中型ボードで、消費電流の大きいペダルや電圧の違うペダルを使う人。
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※各ペダルの必要電圧・極性・消費電流は、必ずメーカーの仕様を確認してください。出力の合計値や使用条件によって、各ポートで使える電流が制限される場合があります。

パワーサプライおすすめ10選

ここからは、出力がアイソレートされたパワーサプライを10機種紹介します。ボードの大きさや使うペダルに合わせて選んでください。

No.1:Vital Audio バイタルオーディオ / POWER CARRIER VA-08 Mk-III

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【定番VA-08シリーズの最新モデル】定番パワーサプライVA-08 Mk-IIの後継モデルです。アイソレートされた8系統のDCポートと、9V/12V/18Vを切り替えられる2つのポートという基本構成はそのままに、マルチエフェクター用の最大2000mAの大容量ポートと、USB-A/USB-C(PD対応)ポートが加わりました。

厚さは22mmで、すのこ型ボードの裏にも組み込みやすくなっています。コンパクトエフェクターとマルチ、タブレットなどのUSB機器まで、1台の電源でまとめたいボードに向いています。ポート4〜6は最大100mAなので、消費電流の大きいデジタルペダルは500mAのポートにつないでください。

No.2:Strymon ストライモン / Ojai R30

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【小さな筐体で、全ポート500mAクラス】5つの出力すべてが9Vで500mAを供給でき、そのうち2つは12V・18Vにも切り替えられます。2段階のアイソレーションで、グラウンドループやACラインからのノイズを防ぐ設計です。

24V THRUジャックから別のOjaiへ電源を送って出力を増やせるほか、Zumaの増設用としても使えます。小さなボードから始めて、あとから規模を広げたい人に向いています。

No.3:WALRUS AUDIO ウォルラスオーディオ / Canvas Power 8

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【残り電力が見えるLEDメーター付き】8つの出力はそれぞれアイソレートされていて、6系統が9V 500mA、2系統が9V/12V/18Vの可変出力です。本体のLEDメーターで残りの供給能力が分かるので、ペダルを増やしたときに余裕があるかをすぐ確認できます。

USB-C(5V 1.5A)の充電用出力も付いています。電源アダプター付属のモデルと、ほかのCanvasから給電するリンクケーブル付属のモデルがあるので、単体で使う場合は電源アダプター付属のほうを選んでください。

No.4:CAJ カスタムオーディオジャパン / DC/DC Station II

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【電圧計付きで状態を確かめやすい】8つの出力すべてがアイソレートされたパワーサプライです。9V 150mAが6系統、9V 500mAが2系統で、500mAのポートの1つには電圧計が付いています。

電流を2倍にするカレントダブラーケーブルと、18Vを作るボルテージダブラーケーブルが付属しているので、消費電流の大きいペダルや18Vのペダルにも対応できます。

No.5:VITAL AUDIO バイタルオーディオ / POWER CARRIER VA-05 MkII

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【ミニボードにちょうどいい5系統】VA-08シリーズのアイソレート仕様を受け継いだ、5系統のコンパクトなパワーサプライです。9V 300mAが3系統、9V/12V/18Vを切り替えられる500mAクラスのポートが2系統あります。

横111.5mm・厚さ21.3mmと小さく、ミニボードのメイン電源にも、大きなボードのサブ電源にも使いやすいサイズです。

No.6:K.E.S ケーイーエス / KIP-V.A.C.9

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【3つのポートで電圧を自由に調整】9系統すべてがアイソレートされ、6系統は9.4V 500mA、残りの3系統は6.5Vから18Vまで無段階で電圧を調整できます。調整中の電圧は表示で確認できます。

電圧を下げたときの反応の違いを試したり、電圧の異なるペダルにそれぞれ合わせたりできるので、ファズやビンテージ系のペダルで音作りを楽しみたい人に向いています。

No.7:MXR エムエックスアール / ISO-BRICK PRO POWER SUPPLY

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【1.5A出力とリンク出力で大型ボードに】ペダル用の9系統に加え、増設用のリンク出力を備えたフルアイソレートのパワーサプライです。9V 1.5Aの大容量出力はマルチエフェクターにも使え、9V/12V/18Vを切り替えられる500mAの出力も2系統あります。

最大42Wの供給能力があり、リンク出力(18V 2A)からIso-Brickシリーズを増設できるので、アナログとデジタルが混在する大きめのボードを育てていきたい人に向いています。

No.8:VOODOO LAB ブードゥーラボ / Pedal Power X8

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【8つすべてが9V 500mA】8つの出力すべてがガルバニック絶縁され、どの出力も9Vで最大500mAを供給できます。ポートごとの電流の違いを気にせず、デジタルペダルをどこにでもつなげるのが便利です。

厚さ25mmの薄型で、18Vが必要なペダルには別売りのダブラーケーブルで対応します。Pedal Power 3と組み合わせて出力を増やす拡張用としても使えます。

No.9:Fender フェンダー / Engine Room LVL5

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【5口すべて9V 500mAのシンプル構成】5つの出力はグラウンドアイソレートされ、すべて9Vで500mAを供給できます。電源はIECケーブルで本体に直接入力する方式で、100〜240Vの電圧に対応しています。

出力は9Vのみのシンプルな構成なので、9Vのペダルを5台前後使う小〜中型ボードに向いています。

No.10:CIOKS チョークス / SOL

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【全出力で電圧を選べる小型ハイパワー電源】5つの出力それぞれで9V・12V・15V・18Vを切り替えられ、9Vでは各660mAを供給できます。合計30Wの出力があり、消費電流の大きいデジタルペダルを複数使う小〜中型ボードにも対応します。

ACアダプターを使わず、電源コードを本体に直接つなぐ方式です。さまざまなプラグに対応するFlexケーブルが付属しています。

まとめ:ボードに合った電源でノイズの悩みを減らす

パワーサプライは、出力がアイソレートされているかどうかと、ペダルに必要な電圧・電流をまかなえるかどうかで選ぶのが基本です。マルチエフェクターやUSB機器までまとめたいならVA-08 Mk-IIIやISO-BRICK PRO、小さなボードならOjai R30やVA-05 MkII、SOLが選びやすいでしょう。

新しい電源を導入すると、ボード全体を見直したくなるのがギタリストの性というものです。しばらく出番がないペダルがあれば、イシバシ楽器の宅配買取で整理してみるのもいいかもしれません。

パワーサプライおすすめ10選【2026年版】ノイズが消える選び方

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この記事を書いた人

13歳よりエレキギターを始め、学生時代はバンド活動に明け暮れる。音響機器やPAの基礎を専門学校で学びつつ、18歳頃にアルバイトとして始めた大手楽器店にて楽器の買い取り業務を担当。約10年間にわたり音楽機材の買取査定、販売・リペアなどに携わり、数多くのエフェクターに触れる。楽器店退職後、2009年よりエフェクター専門サイト『EFFECTOR COLLECTION BOX』の運営をスタート。

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