エフェクターが3台、4台と増えてくると、そろそろボードが欲しくなってきますよね。でもいざ探し始めると、価格帯もサイズもバラバラで「結局どれを選べばいいのか」で手が止まってしまう方は少なくありません。
CLASSIC PRO CPEC500LITEは、そんな最初の1台としてよく名前が挙がるハードケースタイプのエフェクターボードです。大切なエフェクターを守る、コストパフォーマンスに優れた強固なエフェクターボード。軽量なので、持ち運びに最適です。
ただ、このモデルで一番大事なのは「安い・軽い」ではなく奥行25.5cmという数字です。ここを理解しないまま買うと、手持ちのペダルが乗り切らないということが起こります。逆にここさえ押さえれば、価格以上に働いてくれる1台です。
CPEC500LITEの基本スペック
CPEC500LITEは、サウンドハウスのプライベートブランドCLASSIC PROが展開するCPECシリーズの中の「LITE」ラインにあたるモデルです。同シリーズは並べたいエフェクターの数に合わせてサイズを選べるようラインナップされており、500番は中規模ボードを組みたい方向けの位置づけになります。
| タイプ | ハードケース型エフェクターボード(軽量ライン) |
| 内寸・幅 | 50cm |
| 内寸・奥行 | 25.5cm |
| 内寸・高さ | ベース側 7cm / フタ側 2cm |
| 重量 | 約1.9kg ※販売店表記 |
ハードケースでありながら2kgを切る軽さは、電車移動やスタジオ通いが中心の方にとって大きな意味を持ちます。ボード本体が重いと、ペダルとケーブルを積んだ時点で肩に来る重量が一気に変わってきますから、ここは価格以上に効いてくる部分です。
結局、ペダルは何台入るのか
横方向:BOSSコンパクトなら6台
BOSSのコンパクトエフェクターは幅約73mm。内寸50cmで単純計算すると、横一列に6台並べたところでほぼぴったり埋まります。7台は入りません。歪み2台+空間系+モジュレーション+チューナー、といった構成なら余裕を持って収まる計算です。
奥行方向:2列組みは計算上わずかに足りない
ここが最大の注意点です。BOSSコンパクトの奥行は約129mm。2列に並べると258mmとなり、内寸255mmをわずか3mm上回ります。つまり同一メーカーの箱型ペダルできれいな2列を組もうとすると、寸法上ぎりぎり届きません。
実際には奥行の短い小型ペダルを後列に回したり、配置を少しずらしたりして組む方が多いようです。最初から2段組みを前提にしているなら、ワンサイズ大きいモデルを検討したほうが後悔は少ないでしょう。
ワウペダルは「入るが余裕はない」
定番のJIM DUNLOP GCB-95は奥行250mm・高さ約63mm。内寸との差は奥行で約5mm、高さはベース側7cmに収まるため、数字の上では成立します。ただしケーブルの取り回しを考えるとかなりタイトで、ワウを軸にボードを組みたい方には正直おすすめしにくいサイズ感です。
無印CPEC500とはどう違う?
同じ500番でも、LITEが付くかどうかで性格がはっきり分かれます。
| CPEC500LITE | CPEC500 | |
|---|---|---|
| 内寸 | 50 × 25.5cm | 50 × 30cm |
| 内寸高さ | ベース側7cm/フタ側2cm | 8cm |
| 重量 | 約1.9kg | 4.3kg |
| 向いている人 | 持ち運びの頻度が高い人 | ワウや大型ペダルを組み込む人 |
無印CPEC500はメーカーが「CRY BABYやVOXのワウペダルが入る奥行30cm」と明記しているモデルで、収納力と堅牢性を優先した作りです。その代わり重量は4.3kgと、LITEの倍以上になります。
ワウや大きめのマルチを中心に据えるなら無印、身軽さを取るならLITE。この一点で選べば、まず外しません。
購入前に押さえておきたいこと
- フタ側の高さは2cm:ケーブルや電池を大量に放り込むスペースはありません。小物は別のポーチにまとめる前提で考えておくと安心です。
- プラグはL型が基本:ボードの縁とペダルのジャックが近くなるため、ストレートプラグだと干渉しやすくなります。パッチケーブルはL型を選んでおきましょう。
- 面ファスナーは多めに用意を:付属品の内容は購入時期によって変わることがあります。商品ページの記載を確認しつつ、組み替えを見越して手元にストックしておくとスムーズです。
CPEC500LITEはこんな方に向いています
- コンパクトエフェクターを4〜6台、横一列でまとめたい方
- 電車や自転車での移動が多く、とにかくボードを軽くしたい方
- スタジオやライブに持ち出す前提で、むき出しのボードに不安がある方
- 初めてのエフェクターボードに、いきなり高額なモデルは選びづらい方
逆に、ワウを組み込みたい方や最初から2段組みを考えている方は、ワンサイズ上のモデルを見てから決めることをおすすめします。
よくある質問
- CPEC500LITEにワウペダルは入りますか?
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寸法上は収まります。JIM DUNLOP GCB-95の奥行250mmに対して内寸は255mmですが、余裕は5mm程度です。ケーブルの取り回しまで考えると窮屈になりますので、ワウ前提なら奥行30cmの無印CPEC500のほうが安心です。
- BOSSのコンパクトは何台くらい並びますか?
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幅50cmに対してBOSSコンパクトは幅約73mmですので、横一列で6台が目安です。奥行方向に2列を組む場合は計算上わずかに足りないため、後列に小型ペダルを配置するなどの工夫が必要になります。
- CPEC500と500LITE、どちらを選べばいいですか?
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持ち運びの頻度が高いならLITE、収納力を優先するなら無印です。LITEは約1.9kgと軽い一方で奥行が25.5cm、無印は4.3kgと重い代わりに奥行30cm・高さ8cmを確保しています。
- パワーサプライも一緒に収納できますか?
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ボード面に直接設置する構造ですので、板の裏側に隠して配線するタイプの使い方はできません。ペダルと同じ面にスペースを取る前提で、レイアウトを考えておきましょう。

