QUICK GUIDE
ACコンセント2口とDC 8ポートで、ボードの電源をこれ1台に。
- ブランド
- K.E.S
- 種類
- パワーサプライ
- 対応楽器
- アコースティックギター用・ギター用・ベース用
マルチエフェクターのように専用アダプターで動く機材と、9Vのコンパクトペダルを同じボードに組み込むと、パワーサプライとは別にコンセントの差し込み口が必要になり、配線もどうしても複雑になります。K.E.S/KIP-AC208MS LTD BLKは、フルアイソレートのDC出力8ポートに加えてACコンセントを2口備え、ボードの電源をひとつにまとめられるマルチパワーサプライです。キクタニミュージックが展開するK.E.Sの定番モデル「KIP-AC208MS」をベースに、オールブラックの限定カラーで仕上げた特別仕様モデルです。
KIP-AC208MS LTD BLKの特徴
ACコンセント2口で、専用アダプターの機材もボードに収まる
いちばんの特徴は、本体にACコンセントを2口備えていることです。マルチエフェクターなど、DCケーブルでは給電できず専用アダプターが必要な機材も、このコンセントにつなげばボードの中で電源が完結します。壁のコンセントに挿すのは本機の電源ケーブル1本だけ。ライブハウスやスタジオでのセッティングがすっきりします。
ACコンセント部はスルー構造になっているため、ここにつないだ機材がDC出力の容量を圧迫することはありません。2口の合計で6Aまで使えます。
グラウンドまで独立したフルアイソレートの8ポート
DC出力は8ポートすべてがフルアイソレート仕様で、グラウンドまで完全に個別の回路になっています。ポート同士が電気的に分かれているので、ペダル間の干渉によるノイズを抑えやすく、デジタル機器とアナログペダルが混在するボードでも扱いやすい構成です。
9V・12V・18Vを選べる切り替えポート
ポート1-2は、9V(500mA)、12V(375mA)、18V(250mA)の3段階で電圧を切り替えられます。ヘッドルームを広げたい歪みペダルや、18V駆動が前提のペダルなど、9V以外の電圧を必要とする機材にも1台で対応できます。
無負荷時約9.8Vの「圧強め」チューニング
ポート3-8は、無負荷時に約9.8V、高負荷時でも9.4Vを確保できるよう設定されています。K.E.Sが「圧強め」と打ち出すこのチューニングは、オーバードライブやディストーションのサウンドに張りと厚み、明るさを加えることを狙ったものです。一般的な9Vよりわずかに高い電圧で、歪み系ペダルの反応を引き出したい方には見逃せないポイントです。
AC出力付きとしては薄型・コンパクトな筐体
ACコンセント付きのパワーサプライは大きくなりがちですが、本機はW240×D54×H30mm、重さ360gに収まっています。高さ30mmの薄型ボディなので、ボードの下やペダルのすき間にも設置しやすいサイズ感です。筐体そのものを放熱板として使う構造を採用し、このサイズでDC出力合計18Wの容量を確保しています。
ボードを引き締めるオールブラックの限定カラー
LTD BLKは、K.E.Sの定番パワーサプライ3機種(KIP-001、KIP-V.A.C.9、KIP-AC208MS)に用意されたオールブラックの限定仕様のひとつです。機能は通常モデルのKIP-AC208MSを受け継ぎつつ、黒で統一したボードにもなじむ落ち着いた外観に仕上がっています。
スペック・仕様
| 入力 | 100V 50/60Hz 10A(Max) |
| AC出力(AC1-2) | 100V 50/60Hz 6A(Max・2口合計) |
| DC出力(P1-2) | 9V/12V/18V切り替え式 @500mA/375mA/250mA |
| DC出力(P3-8) | 9.4V @500mA(無負荷時約9.8V) |
| DC出力合計 | 18W(Total) |
| 本体寸法 | W240×D54×H30mm |
| 本体重量 | 360g |
| 付属品 | 電源ケーブル、DCケーブル×8本 |
使う前に確認しておきたいこと
DC出力は合計18Wまで
ポート3-8はそれぞれ最大500mAまで対応しますが、DC出力全体の上限は18Wです。8ポートすべてを9.4Vで使う場合、1ポートあたり約237mAが目安になります。消費電流の大きいデジタル系ペダルを何台もつなぐときは、ボード全体の合計が18Wに収まるかどうかを事前に計算しておくと安心です(ワット数は「電圧×電流」でおおよそ求められます)。
高めの電圧に対応していないペダルには使えない
ポート3-8は9Vより高めの電圧を出力するため、高電圧に対応していないペダルには使用できません。バッテリー駆動に対応していない製品や、内部に昇圧回路を持つ9.0V指定の製品などがこれにあたり、故障や破損の原因になるおそれがあります。つなぐ前に、ペダル側の対応電圧を必ず確認してください。
KIP-AC208MS LTD BLKが合う人
- マルチエフェクターとコンパクトペダルを1枚のボードで使いたい方:専用アダプターの機材もACコンセントにつなげるので、電源を本機1台に集約できます。
- ペダルの数が多く、ノイズ対策もしっかりしたい方:グラウンドまで独立した8ポートで、ペダル同士の干渉を抑えられます。
- 12Vや18Vで動かすペダルを組み込みたい方:電圧切り替え式のポートが2系統あり、別途アダプターを用意せずに済みます。
- 歪み系ペダルのサウンドを大切にしたい方:約9.8Vの「圧強め」チューニングで、オーバードライブやディストーションの張りを引き出せます。
- ブラックでボードの見た目を統一したい方:限定のオールブラック仕様で、機能と外観の両方にこだわれます。
よくある質問
- 通常モデルのKIP-AC208MSとの違いは何ですか?
-
通常モデルをベースに、オールブラックの限定カラーを採用した特別仕様モデルです。ACコンセント2口、フルアイソレートのDC 8ポートといった基本機能は通常モデルと共通です。
- ACコンセントを使うと、DC出力の容量は減りますか?
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減りません。ACコンセント部はスルー構造のため、DC出力の合計18Wとは別枠で使えます。AC出力は2口合計で6Aまでです。
- すべてのポートで500mAまで使えますか?
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各ポートの上限は500mAですが、DC出力全体の上限が18Wのため、全ポートで同時に500mAを使うことはできません。8ポートすべてを9.4Vで使う場合は、1ポートあたり約237mAが目安です。
- 9V指定のペダルならどれでもつなげますか?
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ポート3-8は無負荷時に約9.8Vを出力するため、高電圧に対応していないペダルには使えません。バッテリー駆動非対応の製品や、内部に昇圧回路を持つ9.0V指定の製品などは故障の原因になるおそれがあります。使用前にペダル側の仕様を確認してください。
ACコンセントとフルアイソレートのDC出力を1台にまとめたKIP-AC208MSは、マルチエフェクターとコンパクトペダルを組み合わせるボードの心強い土台になります。限定カラーのLTD BLKで、機能も見た目も妥協しない電源環境を整えてみてください。
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