QUICK GUIDE
2つのゲルマニウム・トランジスタを使ったSilktoneのファズ。外から回せるBiasとLEDメーター、ギターのボリュームを絞ったような音を作るCleanup、RAWモードで、扱いやすく幅広いファズトーンを作れます。
- ブランド
- Silktone
- 種類
- ファズ
- 対応楽器
- ギター用
SilktoneのFuzz+は、2つのゲルマニウム・トランジスタを使ったファズです。同ブランドのGermanium Fuzzを発展させたモデルで、ゲルマニウムファズの扱いにくさを抑えながら、幅広いファズトーンを引き出せるように作られています。
外から回せるBiasつまみとLEDのバイアスメーター、ギターのボリュームを絞ったような音を作るCleanup、2つのトーンつまみ、そしてトーン回路を通らない荒々しい音を出すRAWモードを備えています。
外から回せるBiasとLEDメーター
Biasつまみは、トランジスタの動作電圧を決めて、ファズの歪み方や潰れ方を変えるつまみです。LEDのバイアスメーターで今の設定を数値で確かめられるので、気温などで音が変わったときも、同じ設定に戻しやすくなっています。メーターはオン/オフの表示も兼ねています。
| Biasの目安 | 音のイメージ |
|---|---|
| 1.00 | ゲート気味(RAWモードと相性がよい) |
| 4.50 | スイートスポット(最初に合わせたい位置) |
| 6.50 | 太い音 |
| 7.50 | 粘りつくような音 |
ギターのボリュームを絞ったような音を作るCleanup
Cleanupつまみを上げていくと、ファズが少しずつクリーンになっていきます。内蔵のピックアップシミュレーターと組み合わせて、ギターのボリュームを絞ったときのような変化を作り、ブースターに近い音まで出せます。
ピックアップシミュレーターを内蔵しているので、バッファーやワウの後ろにつないでも、ローインピーダンスなファズにありがちな発振を起こしにくくなっています。ボードの中で置き場所を選びにくいゲルマニウムファズを、自由に配置できるのも大きな魅力です。
BassとTrebleの2つのトーン
BassとTrebleは、Cleanup回路の一部として働くトーンつまみです。Bassを下げるとタイトで前に出る音に、上げると太く丸い音になります。Trebleは高域を少しずつ落として、やわらかいファズにしてくれます。どちらも、クリーン寄りの設定でいちばん効果がわかりやすくなります。
2つ目のフットスイッチで使うRAWモード
2つあるフットスイッチのうち、1つ目はエフェクトのオン/オフ、2つ目はRAWモードの切り替えです。RAWモードではCleanupとトーンつまみを通らず、フルに歪んだ生々しいファズになります。このときFuzzつまみは、ファズの最大量を決めるつまみとして働きます。
通常モードとRAWモードを踏み分ければ、1台で2種類のファズを使い分けるような感覚で演奏できます。出力も初代のGermanium Fuzzより大きくなり、アンプをより強くプッシュできます。
| つまみ・スイッチ | 役割 |
|---|---|
| Bias | トランジスタの動作電圧。歪み方や潰れ方が変わる |
| Cleanup | 上げるほどファズがクリーンに(ピックアップシミュレーターと連動) |
| Fuzz | 通常モードでは歪みの後段のゲインと音色、RAWモードではファズの最大量 |
| Bass | 低域(下げるとタイト、上げると太く丸く) |
| Treble | 高域を少しずつ落としてやわらかく |
| フットスイッチ1 | エフェクトのオン/オフ |
| フットスイッチ2 | RAWモードのオン/オフ |
- 2つのゲルマニウム・トランジスタを使ったファズ
- 外から回せるBiasと、設定を確かめられるLEDメーター
- ギターのボリュームを絞ったような音を作るCleanup
- ピックアップシミュレーター内蔵で、バッファーやワウの後ろにも置ける
- BassとTrebleの2つのトーン
- トーン回路を通らないRAWモードを2つ目のフットスイッチで
仕様と電源
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| トランジスタ | ゲルマニウム×2 |
| コントロール | Bias、Cleanup、Fuzz、Bass、Treble |
| フットスイッチ | オン/オフ、RAWモード |
| 電源 | DC9V(センターマイナス)。ほかのペダルとのデイジーチェーン接続も可能 |
| 消費電流 | 35mA |
| カラー | Black(ほかにTealなど) |
ほかのファズと比べる
同じくBiasのように回路の動作を変えるつまみを持つファズでは、電圧を絞るStarveつまみを備えたMojo Hand Fx El Guapoも紹介しています。ファズとディストーションを混ぜられるCatalinbread Cold Oneもあわせてチェックしてみてください。
同じFuzz+のティールカラーはSilktone Fuzz+ Tealで、同じSilktoneのオーバードライブはSilktone Overdrive+ Darkで紹介しています。
よくある質問
- Biasはどこに合わせればいいですか?
-
LEDメーターで4.50あたりがスイートスポットです。1.00でゲート気味、6.50で太く、7.50で粘りつくような音になります。
- RAWモードとは何ですか?
-
2つ目のフットスイッチで入るモードで、Cleanupとトーンつまみを通らない、フルに歪んだファズになります。
- ワウやバッファーの後ろにつなげますか?
-
つなげます。ピックアップシミュレーターを内蔵しているので、ローインピーダンスなファズにありがちな発振を起こしにくくなっています。
- 電源は何を使えばいいですか?
-
センターマイナスのDC9Vです。消費電流は35mAで、ほかのペダルとデイジーチェーンでつなぐこともできます。
まとめ
Fuzz+は、2つのゲルマニウム・トランジスタの音を、BiasやCleanup、2つのトーン、RAWモードで細かくコントロールできるファズです。ピックアップシミュレーターのおかげで、ボードのどこに置いても使いやすくなっています。
ゲルマニウムファズの味わいを、扱いやすさと一緒に手に入れたい方は、ぜひチェックしてみてください。
BRAND
Silktone
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