BEHRINGER SF300 Super Fuzzは、60〜70年代のファズサウンドを軸に、モード切り替えで3種類の性格を使い分けられるファズペダルです。GAIN、LEVEL、TREBLE、BASSの4つのつまみに加えてモードスイッチを備え、ファズとしての幅がひとつの筐体に収まっています。
3つのモードで性格が切り替わる
FUZZ 1は中域を持ち上げたベーシックなファズです。音が前に出るぶんバンドのなかで埋もれにくく、リフやリードをそのまま押し出したいときに向きます。ファズらしい質感をストレートに出すならこのモードが基準になります。
FUZZ 2は中域を削った太いファズで、倍音が鋭く立ち上がります。ミッドがスクープされることで低域と高域が際立ち、壁のように厚みのある歪みに。グランジ系の重たい轟音を狙うならこちら側です。同じGAIN位置でもFUZZ 1とは帯域の重心がはっきり変わるので、曲ごとに振り分ける使い方ができます。
BOOSTはゲインブースト用のモードです。このモードではLEVELつまみが無効になり、GAINつまみがブースト量を受け持ちます。つまみの役割が切り替わる点は覚えておくと迷いません。ソロで一段音量と密度を上げたい場面で使えます。
2バンドEQでファズの帯域を整える
TREBLEとBASSは、それぞれ高域と低域をブースト/カットできる2バンドEQです。持ち上げるだけでなく削れるので、ファズにありがちな「低域が膨らみすぎてアンサンブルで輪郭が消える」「高域がきつくて耳に刺さる」といった状態を、ペダル側で先に整理できます。
ファズはトーン回路がシンプルな機種が多いなかで、独立した2バンドEQを持っていることはSF300の実用的な強みです。GAINで歪み量、TREBLE/BASSで帯域、LEVELで最終的な音量。役割がきれいに分かれているので、狙った位置に追い込みやすい構成になっています。
電源まわりで押さえておきたい1点
SF300には電源スイッチがありません。INジャックにプラグを挿した時点で通電する仕様なので、使い終わったらINからプラグを抜いておくと電池が長持ちします。消費電流は30mAと、ファズとしては小さくない数値です。日常的に使うならDCアダプターやパワーサプライからの給電のほうが気楽でしょう。
電源は9V電池(6LR61)または9V DC。DCジャックは2mm、センターマイナスです。オン時に点灯するON/BATT LEDは電池残量のインジケーターも兼ねているので、電池運用のときは点灯の様子が目安になります。
サイズは54(H)×70(W)×123(D)mm、重量は約0.33kg。ボードに複数台並べたいときにも収まりのいいサイズ感です。
BEHRINGER SF300 Super Fuzz 主なスペック
| 型番 | SF300 |
| タイプ | 3モード ファズ/ディストーション |
| モード | FUZZ 1、FUZZ 2、BOOST |
| コントロール | LEVEL、TREBLE、BASS、GAIN、MODEスイッチ |
| 入力 | 1/4インチTS/500kΩ |
| 出力 | 1/4インチTS/1kΩ |
| インジケーター | ON/BATT LED(エフェクトオン表示+電池残量表示) |
| 消費電流 | 30mA |
| 電源 | 9V電池(6LR61)/9V DC 100mA(2mm DCジャック・センターマイナス、BEHRINGER PSU-SB) |
| 外形寸法 | 54(H)×70(W)×123(D)mm |
| 重量 | 約0.33kg |
よくある質問
- FUZZ 1とFUZZ 2はどう使い分けますか?
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FUZZ 1は中域を強調したベーシックなファズ、FUZZ 2は中域を削って倍音を立たせた太いファズです。バンドのなかで音を前に出したいときはFUZZ 1、厚みのある轟音を狙うときはFUZZ 2が基準になります。
- BOOSTモードでLEVELを回しても音量が変わりません
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仕様どおりの動作です。BOOSTモードではLEVELつまみが無効になり、ブースト量はGAINつまみで調整します。
- 電池の持ちが悪く感じます
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SF300には電源スイッチがなく、INジャックにプラグが挿さっている間は通電し続けます。使わないときはINからプラグを抜いてください。消費電流は30mAなので、頻繁に使うならDCアダプターやパワーサプライからの給電が向いています。
- どのアダプターを使えばいいですか?
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9V DC、2mmのDCジャック、センターマイナスに対応したものを使います。純正はBEHRINGER PSU-SBです。極性とプラグ径が合っていないと故障の原因になるため、他社製パワーサプライを使う場合は仕様を確認してください。
BRAND
BEHRINGER
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