Free The Tone フリーザトーン / PA-1QG PROGRAMMABLE ANALOG 10 BAND EQ【ギター用イコライザー】

QUICK GUIDE

どんなエフェクター?

Free The ToneのPA-1QGは、入出力部まですべてアナログ回路で組みながら、99プリセットの保存とMIDIでの呼び出しに対応したギター用10バンドイコライザーです。

ブランド
Free The Tone
種類
イコライザー
対応楽器
ギター用
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Free The ToneのPA-1QGは、ギター用に作られた10バンドのイコライザーです。見た目はデジタル機材のようですが、ギターの信号が通るイコライザー回路は入出力部も含めてすべてアナログ回路で組まれています。

一方で、パラメーターの記憶や制御はデジタル回路が担当。アナログのイコライザーでありながら、99個のプリセットを保存して、MIDIで瞬時に呼び出せます。

目次

アナログ回路のままプリセットとMIDIに対応したイコライザー

PA-1QGの信号処理は、昔ながらのスライドボリュームが付いたグラフィックイコライザーと同じ方式です。ギターの音はアナログ信号のまま処理されます。

そこにデジタル回路によるパラメーターコントロールを組み合わせたことで、各バンドの設定を正確に記憶し、プリセットやMIDIでのリアルタイムコントロールができるようになりました。AMBI SPACEやTRI AVATARの開発で培ったデジタルとアナログの技術をさらに推し進め、構想から10年以上をかけて完成したモデルです。

ギター向けに最適化された10の周波数ポイント

PA-1Qシリーズは、10バンドの周波数を楽器ごとに分けて設計されています。PA-1QGの周波数ポイントとEQカーブはギターに合わせて最適化されていて、細かな調整がしやすくなっています。各バンドは±12dBの範囲で調整できます。

バンド周波数
150Hz
2100Hz
3200Hz
4400Hz
5800Hz
61.5kHz
72.5kHz
83.5kHz
97kHz
1010kHz

リニューアルしたHTSサーキットで音の質感をキープ

Free The Tone製品の大きな特徴であるHTSサーキットは、PA-1Qシリーズでリニューアルされました。入力から出力までギターの信号をトータルで管理し、エフェクトをオンにしたときとオフにしたときで、サウンドの質感を同じに保ちます。

入力はINST(-10dB)とLINE(+4dB)を切り替えられるので、ギターを直接つなぐだけでなく、ラインレベルの機材と組み合わせる使い方にも対応します。

99プリセットとプリセットボリュームとしての使い方

プリセットは99個まで保存でき、MIDI信号で瞬時に呼び出せます。MIDI IN、OUT/THRUの端子を備えているので、MIDIで組んだシステムにも組み込めます。

イコライザーとしてだけでなく、プリセットごとに音量を管理するプリセットボリュームとしても使えます。ソロで音量を上げたいときや、複数のギターを持ち替えたときに出力レベルの差をそろえたいときに便利です。

PA-1QGのポイント
  • 入出力部を含めてイコライザー回路はすべてアナログ
  • デジタル制御で99プリセットの保存とMIDIでの呼び出しに対応
  • ギター用に最適化した10バンド(50Hz〜10kHz、各±12dB)
  • リニューアルしたHTSサーキットでON/OFF時の質感を揃える
  • プリセットボリュームとして音量の切り替えにも使える

PA-1QGの紹介動画

Free The Tone公式チャンネルによる、PA-1QG/PA-1QBの発売告知動画です。

仕様

項目内容
プリセット数99
入力インピーダンスINST 1MΩ以上/LINE 300kΩ以上
出力負荷インピーダンス10kΩ以上
最大入力レベルINST +4dBu/LINE +14dBu(EQフラット時)
周波数特性10Hz〜40kHz(±0.5dB、EQフラット時)
コントロール◀▶カーソルキー、PARAMETERエンコーダー、INST(-10dB)/LINE(+4dB)レベル切り替えスイッチ
周波数50Hz、100、200、400、800、1.5k、2.5k、3.5k、7k、10kHz(±12dB)
端子標準フォーンジャック×2(入力、出力)、DC9V入力、DIN 5ピン×2(MIDI IN、OUT/THRU)
電源DC9V ACアダプター(別売)
消費電流200mA
外形寸法120(W)×102.3(D)×58.5(H)mm(突起物含む)
重量約350g(付属品含まず)
付属品保証書、WEBサイトアクセスカード、安全上のご注意、ゴム足×4

PA-1QB・PA-1QAとの違い

PA-1Qシリーズには、ベース用のPA-1QBとアコースティックギター用のPA-1QAもあります。いちばんの違いは10バンドの周波数ポイントです。

モデル周波数ポイント
PA-1QG(ギター用)50Hz、100、200、400、800、1.5k、2.5k、3.5k、7k、10k
PA-1QB(ベース用)40Hz、80、125、250、500、800、1.2k、2.4k、4.5k、8k
PA-1QA(アコースティック用)31Hz、62、125、250、500、1k、2k、4k、8k、16k

PA-1QAは可聴帯域の20Hz〜20kHzを1オクターブずつ10分割した、バランスのよい周波数ポイントです。PA-1QBはPA-1QGより低めの周波数に設定されていて、その特性を好んで使うギタリストもいます。

ほかのメーカーのイコライザーとも比べたい方はギター用イコライザー(EQ)おすすめ8選もあわせてご覧ください。

同じFree The Toneのコンプレッサーでは、Free The Tone SILKY GROOVE SG-1Cも紹介しています。

同じデジタルコントロールド・アナログサーキット方式のペダルには、ノイズリダクション&ゲートのFree The Tone INTEGRATED GATE IG-1Nもあります。

よくある質問

エフェクトの回路はデジタルですか?

いいえ。信号が通るイコライザー回路は入出力部も含めてすべてアナログです。デジタル回路はパラメーターの記憶と制御に使われています。

プリセットはいくつ保存できますか?

99個です。MIDI信号で瞬時に呼び出せます。

電源アダプターは付属しますか?

付属しません。DC9VのACアダプターを別に用意してください。消費電流は200mAです。

ベース用のPA-1QBをギターに使えますか?

PA-1QBはPA-1QGより低い周波数ポイントに設定されていて、それを好んでギターに使う方もいます。

まとめ

PA-1QGは、アナログ回路の音のまま、プリセットとMIDIによる操作性を手に入れたギター用10バンドイコライザーです。ギターに合わせた周波数ポイントで、細かな音作りがしやすくなっています。

曲ごとにEQを切り替えたい方や、ソロやギターの持ち替えで音量をそろえたい方は、ぜひチェックしてみてください。

BRAND

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この記事を書いた人

13歳よりエレキギターを始め、学生時代はバンド活動に明け暮れる。音響機器やPAの基礎を専門学校で学びつつ、18歳頃にアルバイトとして始めた大手楽器店にて楽器の買い取り業務を担当。約10年間にわたり音楽機材の買取査定、販売・リペアなどに携わり、数多くのエフェクターに触れる。楽器店退職後、2009年よりエフェクター専門サイト『EFFECTOR COLLECTION BOX』の運営をスタート。

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