Free The Tone フリーザトーン / INTEGRATED GATE IG-1N【ノイズリダクション&ゲート】

QUICK GUIDE

どんなエフェクター?

Free The ToneのINTEGRATED GATE IG-1Nは、アナログの音声回路とデジタル制御で、ノイズを自然に抑えるノイズリダクション&ゲート。2つのモードとMIDIでのON/OFFに対応します。

ブランド
Free The Tone
種類
ノイズリダクション・ノイズゲート
対応楽器
ギター用
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Free The ToneのINTEGRATED GATE IG-1Nは、ギターやベースのピックアップが拾うノイズを、自然に目立たなくさせるためのノイズリダクション&ゲートです。音の信号はアナログのまま通し、出力レベルの制御だけをデジタル回路で高速に行う、フリーザトーンらしい設計で作られています。

入力信号を常にCPUで監視するシグナル・モニタリング機能によって、従来のノイズゲートで課題だった音の切れ際の不自然さを解消。ノイズリダクションとノイズゲートの2つのモードを使い分けられます。

目次

ピックアップが拾うノイズを自然に抑える

ブーンという低いノイズから、ジーという高いノイズまで、ピックアップが拾うノイズは場所によってさまざまです。パソコンやLED電球、ワイヤレス機器などが増えた今、ステージでのノイズに悩むギタリストやベーシストも少なくありません。

ノイズキャンセリング構造のピックアップや、ハイカットフィルターでノイズを抑える方法もありますが、どれも楽器そのものの音質を変えてしまいます。フリーザトーンがたどり着いたのは、楽器から出る信号のレベルを自動で下げる方法でした。演奏者がボリュームやボリュームペダルを絞ってノイズを目立たなくしていた動作を、電気的に、自動で、しかも高速に行うのがINTEGRATED GATEです。

アナログの音声回路とデジタル制御の融合

音質を重視して、音声信号のラインはデジタル化せずアナログのまま残し、出力レベルの制御をデジタル回路で高速かつ正確に行っています。これは、フリーザトーンが得意とするデジタルコントロールド・アナログサーキット方式で、PA-1QシリーズやTRI AVATAR(TA-2H)でも使われている技術です。

音声信号が通る回路は完全なアナログ回路とし、INTEGRATED GATEをつないでも違和感がなく、音質の変化が感じられないことを目指して、時間をかけて音質が検討されています。

シグナル・モニタリング機能で自然な減衰

弦の振動は一定に減っていくわけではなく、うねりながら、音量の増減を繰り返して少しずつ小さくなっていきます。これが、従来のノイズゲートで音の切れ際が不自然になる原因でした。

INTEGRATED GATEは、入力される波形をCPUで常に監視・解析し、波形に合わせた最適な出力レベルを高速でコントロールします。そのため、ロングトーンの余韻も自然に減衰していきます。

ノイズリダクションとノイズゲートの2モード

モード動作
ノイズリダクション設定した音量(THRESHOLD)以下になると、音量を緩やかに下げる。設定値を超える信号が入るとそのまま通す
ノイズゲート設定した音量(THRESHOLD)以下になると、即座に音をミュートする

ふだんの演奏で自然にノイズを抑えたいときはノイズリダクション、音をピタッと止めたいときや、歯切れの良いゲート・エフェクトとして使いたいときはノイズゲートが向いています。

Hi-Z/Lo-Z切り替えとMIDIでのON/OFF

入力インピーダンスは、Hi-Z(800kΩ)とLo-Z(300kΩ)をスイッチで切り替えられます。

3.5mmステレオミニのMIDI IN端子も備え、MIDIのコントロールチェンジでエフェクトのON/OFFを操作できます。ARC-4やARC-53Mなどのオーディオ・ルーティング・コントローラーと組み合わせるときに便利で、エフェクトループに入れなくてもよいので、大きな配線変更をせずにペダルボードへ組み込めます。

HTS回路でエフェクトOFF時も音質を保つ

Free The ToneのHTS(Holistic Tonal Solution)回路も搭載しています。ギターやベースのサウンド特性を引き出しながらインピーダンス変換を行い、高音質と低ノイズを両立する回路で、エフェクトをOFFにしているときも音質の劣化を防ぎます。出力信号は入力信号と同じ位相で出力されます。

INTEGRATED GATE IG-1Nのポイント
  • 音声はアナログのまま、出力レベルをデジタルで制御
  • シグナル・モニタリング機能で、音の切れ際まで自然
  • ノイズリダクションとノイズゲートの2モード
  • Hi-Z/Lo-Zの入力インピーダンス切り替え
  • MIDIのコントロールチェンジでON/OFFできる
  • HTS回路でエフェクトOFF時の音質劣化を防ぐ

仕様

項目内容
入力インピーダンス800kΩ(Hi-Z)、300kΩ(Lo-Z)
出力負荷インピーダンス10kΩ以上
最大入力レベル+15dBu
コントロールTHRESHOLD、入力インピーダンス切替スイッチ(Hi-Z/Lo-Z)
端子1/4インチ標準フォーン・ジャック×2(入力、出力)、DC9V入力ジャック、3.5mmステレオミニフォーンジャック(MIDI IN)
電源9V電池(006P)、ACアダプター(DC9Vセンターマイナス)
消費電流35mA
サイズ72(W)×115(D)×50(H)mm(突起物含む)
重量約190g(付属品を含まず)
付属品保証書、WEBサイトアクセスカード、安全上のご注意、ゴム足×4

公式サイトでは、ファームウェアv1.1と、そのアップデート手順も公開されています。

Free The Toneのほかのペダルもチェック

同じデジタルコントロールド・アナログサーキット方式のPA-1QGやTRI AVATAR TA-2H、MIDIで組み合わせられるARC-4も紹介しています。スタンダードシリーズでは、コンプレッサーのSILKY GROOVE SG-1CやブースターのCRUNCHY CHIME CC-1Bもあわせてチェックしてみてください。

よくある質問

ノイズリダクションとノイズゲートの違いは?

ノイズリダクションはTHRESHOLD以下で音量を緩やかに下げ、ノイズゲートはTHRESHOLD以下で即座にミュートします。

音質は変わりませんか?

音声信号が通る回路は完全アナログ回路で、通過による音質の変化を最小限に抑えるように作られています。

MIDIで操作できますか?

MIDI IN端子を備え、コントロールチェンジでエフェクトのON/OFFを操作できます。

電源は何を使えばいいですか?

9V電池(006P)か、DC9Vセンターマイナスのアダプターを使います。消費電流は35mAです。

まとめ

INTEGRATED GATE IG-1Nは、アナログの音声回路とデジタル制御、シグナル・モニタリング機能を組み合わせて、ノイズを自然に目立たなくさせるノイズリダクション&ゲートです。2つのモードとMIDIでのON/OFFで、ステージでもスタジオでも使いやすくなっています。

音質を変えずに、ピックアップのノイズを抑えたい方は、ぜひチェックしてみてください。

BRAND

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この記事を書いた人

13歳よりエレキギターを始め、学生時代はバンド活動に明け暮れる。音響機器やPAの基礎を専門学校で学びつつ、18歳頃にアルバイトとして始めた大手楽器店にて楽器の買い取り業務を担当。約10年間にわたり音楽機材の買取査定、販売・リペアなどに携わり、数多くのエフェクターに触れる。楽器店退職後、2009年よりエフェクター専門サイト『EFFECTOR COLLECTION BOX』の運営をスタート。

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