QUICK GUIDE
ドイツ系ハイゲインアンプの歪みを再現した、VeroCityのアンプエミュレーター系ペダル。ゲインを上げても芯が崩れない凝縮されたメタルサウンドに、リフを重くするFAT Boostを搭載。メタルの音作りを足元のペダルで完結できます。
- ブランド
- VeroCity Effects Pedals
- 種類
- ディストーション・プリアンプ
- 対応楽器
- ギター用
ドイツ系ハイゲインアンプの歪みを再現した、VeroCityのアンプエミュレーター系ペダルです。ゲインを上げても芯が崩れない、凝縮されたメタルサウンドが持ち味。リフをもう一段重くするFAT Boostも備え、アンプ任せにせず足元でハイゲインを組み立てられます。
- ドイツ系ハイゲインアンプを再現した、芯の残る凝縮された歪み
- 左のフットスイッチで、低域を中心に歪みを深めるFAT Boost
- 内部のMarshally Switchで、中域を足したマーシャル系の音にも変えられる
- アンプと同じ感覚で触れる、Presence+3バンドEQの6つまみ
ゲインを上げても、音の芯は消えない
ハイゲインのペダルは、歪みを深くするほど音がつぶれて、リフの輪郭がぼやけがちです。E-GL-B2は、メタル大国ドイツを代表するハイゲインアンプの音を目標に作られていて、ゲインを上げても音の芯がしっかり残ります。凝縮された歪みは、刻みのリフでも1音1音がにじみません。
本体に書かれた「Boutique Amp Emulator」の文字どおり、歪みペダルというより、アンプの歪みを足元に持ってくる感覚のペダルです。アンプはクリーン寄りにして、歪みはE-GL-B2に任せる使い方がよく合います。
6つのつまみで、アンプのように音を作る
| つまみ | 役割 |
|---|---|
| Gain | 歪みの深さ |
| Presence | 高域の抜け感。右に回し切ると、旧E-GLのプレゼンスカットモードと同じ周波数になる |
| Volume | 音量 |
| Treble | 高域 |
| Middle | 中域 |
| Bass | 低域 |
上段にVolume・Presence・Gain、下段にTreble・Middle・Bassが並ぶ配置は、アンプのフロントパネルそのものです。まずはEQをすべて真ん中にして、Gainで歪みの量を決め、Presenceで抜けを調整すると、狙いの音にたどり着きやすくなります。
リフを重くするFAT Boost
左のフットスイッチは、2022年10月のリニューアルで加わったFAT Boostです。低域を中心に歪みを深めるので、サビやブレイクダウンでリフをもう一段重く、太くしたいときに踏み込みます。右のフットスイッチはエフェクト全体のオン/オフです。
1台の中で「通常の歪み」と「重いリフ用」を切り替えられるので、ペダルを2台並べなくても、曲の展開に合わせて表情を変えられます。
中域を足すMarshally Switch
ケース内部の左上には、Marshally Switchというスライドスイッチがあります。中域が好きなプレイヤー(Midrange Junkies)のために加えられたスイッチで、右にスライドすると中音域がジューシーに加わり、マーシャル系のトーンスタック(EQ回路)に変わります。トーンコントロール全体の効き方が変わるので、ドイツ系らしい締まった音と、中域が前に出る音を好みで選べます。
内部スイッチなので、演奏中に切り替えるものではありません。まずは標準の位置で音を作り、中域が物足りないと感じたら試してみる、という順番がおすすめです。
旧E-GLから変わったところ
| 旧E-GL | E-GL-B2 | |
|---|---|---|
| フットスイッチ | バイパスのみ | バイパス+FAT Boost |
| 中域の切り替え | ― | 内部のMarshally Switch |
| プレゼンスカット | プレゼンスカットモード | Presenceを右に回し切ると同じ周波数 |
E-GL-B2は、旧E-GLのサウンドを受け継いだうえで、FAT BoostとMarshally Switchを加えたリニューアル版です。今から選ぶなら、音作りの幅が広いE-GL-B2が基本になります。
歪み量よりも伸びるリードトーンを重視するなら同じVeroCityのSuper Lead Ultra Gain、ハイゲインよりアンプらしいクランチ〜ドライブが欲しいなら800やFVKも選択肢です。今使っている歪みをもう一段押し上げたいなら、ブースターのHigh-gain expanderを組み合わせる手もあります。
ていねいに組まれたハンドメイド
パーツは一つひとつハンドセレクトされ、カスタムレイアウトのVero to PCB基板に組み上げられています。Vero to PCBは、VeroCityが使ってきたVero基板(穴あき基板)のレイアウトをプリント基板で再現したもので、歴代のサウンドを保ったまま、より正確にパーツを実装できるのが利点です。配線にはBELDENのワイヤー、ハンダにはドイツ製のWBT銀ハンダが使われています。
E-GL-B2は受注生産品で、ESP直営のBIGBOSSではカラーオーダーも追加料金なしで受け付けています。自分だけの色で仕上げられるのも、ハンドメイドペダルならではの楽しみです。
購入前に知っておきたいこと
| 製品名 | VeroCity Effects Pedals E-GL-B2 |
| 種類 | ディストーション/プリアンプ(アンプエミュレーター) |
| 対応楽器 | ギター |
| コントロール | Volume、Presence、Gain、Treble、Middle、Bass |
| スイッチ | フットスイッチ×2(バイパス、FAT Boost)、内部スライドスイッチ(Marshally Switch) |
| 電源 | 9V DC(本体表記) |
| 基板・配線 | Vero to PCB基板、BELDENワイヤー、WBT銀ハンダ |
| 販売形態 | 受注生産(カラーオーダー可) |
受注生産のため、納期は注文後に確定します。消費電流・サイズ・重量・バイパス方式は公表されている情報が見つからなかったため、記載していません。パワーサプライの容量などが気になる場合は、購入時に販売店へ確認すると安心です。
よくある質問
- Marshally Switchは足元で切り替えられますか?
-
できません。ケース内部のスイッチなので、あらかじめ好みの位置に設定して使います。
- 色は選べますか?
-
受注生産品で、BIGBOSSではカラーオーダーを追加料金なしで受け付けています。
- アンプは歪ませたほうがいいですか?
-
E-GL-B2はアンプの歪みを再現するペダルなので、アンプはクリーン寄りにして使うと、ペダル本来の音を引き出しやすくなります。
まとめ
E-GL-B2は、ドイツ系ハイゲインの凝縮された歪みに、リフを重くするFAT Boostと、中域の方向性を選べるMarshally Switchを組み合わせたペダルです。メタルの音作りを足元で完結させたいとき、アンプのように触れる6つのつまみが頼もしい味方になります。受注生産なので、納期と電源まわりは注文前に確かめておきましょう。
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