HTJ-WORKS エイチティージェーワークス / JERRY RIDER -KING- Distortion & Overdrive ジェリー・ライダー【オーバードライブ/ディストーション】

HTJ-WORKS / JERRY RIDER -KING- Distortion & Overdrive 【エフェクター】

QUICK GUIDE

どんなエフェクター?

KLON Centaurモチーフの「Bright Horse」とVintage RATモチーフのディストーションを1台に。順番の入れ替えやSPLITモード、9V/17V切り替えを備えた、HTJ-WORKS初のOD/ディストーションのツインペダル。

ブランド
HTJ-WORKS
種類
複合エフェクター
対応楽器
ギター用
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ケンタウルス系のオーバードライブと、ビンテージRAT系のディストーション。足元に並べることの多いこの2台を、1つのケースにまとめたのがHTJ-WORKSのJERRY RIDER -KING-です。HTJ-WORKSにとって初めてのOD/ディストーションのツインペダルで、つなぐ順番の入れ替えや、片方だけを踏み替えるモードまで備えています。

目次

右はBright Horse、左はRAT系ディストーション

右側:KLON Centaurがモチーフの「Bright Horse」

右側に入っているのは、KLON CentaurをモチーフにしたHTJ-WORKSのオーバードライブBright Horseの回路です。つまみはGAIN、TREBLE、OUTPUTの3つ。STOCK/MODスイッチをMODにすると、わずかにブライトで、アタックの立ったタッチになります。

左側:Vintage RATがモチーフのディストーション

左側はVintage RATをモチーフにしたディストーションです。上品な歪みの中に少しファジーな感触があり、どこか懐かしさを感じさせる音です。つまみはDIST、FILTER、VOLUMEで、FILTERは左に回すほど高域が出ます。こちらにもSTOCK/MODスイッチがあり、クリッピングを変えて音色を切り替えられます。

つなぐ順番とフットスイッチのモード

2つの回路は直列につながっていて、本体中央のスイッチで順番を入れ替えられます。上段でOD→DIST、下段でDIST→ODです。ODをDISTの前に置くか後ろに置くかで、重ねたときのゲインの増え方や音色が大きく変わります。

フットスイッチには2つのモードがあります。

  • DIRECTモード:左右をそれぞれ独立してオン/オフ。電源を入れたときはこのモードです
  • SPLITモード:片方をオンにすると、もう片方はバイパスになります。同じスイッチをもう一度踏むとバイパス

モードの切り替えは、2つのフットスイッチの同時押しで行います(LEDが点滅します)。クリーンブーストとして使う、ODとディストーションを重ねてゲインを稼ぐ、曲の中で2種類の歪みを踏み替える、といった使い分けが1台でできます。

バッファー切り替えとVARIACスイッチ

本体下部には、さらに2つのスイッチがあります。Bright Horse側のBufferスイッチでは、バイパス時にバッファーを通すか、スルーにするかを選べます(押し込むとBUFFER)。ODサイドをバッファーにした場合は、ディストーションの前後どちらにバッファーを置くかも選べます。

ディストーション側のVARIACスイッチでは、回路の駆動電圧を9Vと17Vで切り替えられます(押し込むと9V)。17Vは内部で昇圧して作るため、外から入れる電源は9Vのままです。

過電圧に備えた自己修理機能

内部の基板には、過電圧などで故障したときに試せる自己修理用のスイッチがあります。出荷時は1の設定で、2、3に切り替えることで計2回まで、ユーザー自身で修理できます。

JERRY RIDER -KING-のポイント
  • KLON Centaurモチーフの「Bright Horse」とVintage RATモチーフのディストーションを1台に
  • 中央スイッチでOD→DIST/DIST→ODの順番を入れ替え
  • DIRECT(独立オン/オフ)とSPLIT(片方だけオン)の2つのフットスイッチモード
  • OD側はバッファー/スルー切り替え、DIST側はVARIACで9V/17V切り替え
  • 過電圧時に内部スイッチで2回まで直せる自己修理機能

電源と仕様

電源は9VDCのアダプター専用で、電池は使えません。内部で昇圧しているため、必ず安定化された9VDC電源を使ってください。9Vを超える電圧をかけたことによる故障は保証の対象外です。

項目内容
右側(OD/Bright Horse)GAIN、TREBLE、OUTPUT、STOCK/MODスイッチ
左側(DIST)DIST、FILTER、VOLUME、STOCK/MODスイッチ
その他のスイッチ前後配置切り替え、Buffer(OD側)、VARIAC 9V/17V(DIST側)
フットスイッチモードDIRECT/SPLIT(同時押しで切り替え)
ケース1590BB(119.5×94×34mm)
電源9VDCアダプター専用(電池不可)
LED白

関連モデルとオーバードライブの選び方

オーバードライブ単体で使いたい方は、右側に入っているHTJ-WORKS Bright Horseもチェックしてみてください。ケンタウルス系を含めたオーバードライブ全体の選び方は、オーバードライブの選び方と名機の特集でまとめています。

よくある質問

ODとディストーションの順番は変えられますか?

本体中央のスイッチで、OD→DISTとDIST→ODを切り替えられます。

片方だけを踏み替えて使えますか?

SPLITモードにすると、片方をオンにしたときにもう片方がバイパスになります。モードはフットスイッチの同時押しで切り替えます。

電池で使えますか?

電池は使えません。9VDCアダプター専用で、安定化された9V電源を使ってください。

VARIACスイッチとは?

ディストーション回路の駆動電圧を9Vと17Vで切り替えるスイッチです。17Vは内部で昇圧するので、供給する電源は9Vのままです。

まとめ

JERRY RIDER -KING-は、ケンタウルス系とRAT系という定番の2台を、順番の入れ替えやSPLITモードまで含めて1台で扱えるツインペダルです。重ね掛けのしかたで音が大きく変わるので、組み合わせを探る楽しさがあります。

ビンテージライクなODとディストーションが好きな方はもちろん、2つの回路を組み合わせて自分だけのドライブサウンドを作り込みたい方にぴったりの1台です。

同じHTJ-WORKSからは、ROCKMAN SUSTAINOR MODEL100Aのサウンドを再現したプリアンプHWS-100AS SUSTAINOR PREAMPも登場しています。

BRAND

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この記事を書いた人

13歳よりエレキギターを始め、学生時代はバンド活動に明け暮れる。音響機器やPAの基礎を専門学校で学びつつ、18歳頃にアルバイトとして始めた大手楽器店にて楽器の買い取り業務を担当。約10年間にわたり音楽機材の買取査定、販売・リペアなどに携わり、数多くのエフェクターに触れる。楽器店退職後、2009年よりエフェクター専門サイト『EFFECTOR COLLECTION BOX』の運営をスタート。

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