Source Audio ソースオーディオ / SA249 C4 Synth【シンセサイザー】

Source Audio / C4 SYNTH 【シンセサイザー】

QUICK GUIDE

どんなエフェクター?

ユーロラック・モジュラーシンセの音作りの道具を、ギター/ベース用ペダルに凝縮したSource AudioのC4 Synth。4つのボイス、オシレーター、エンベロープ、フィルター、LFO、シーケンサーを備え、無料のNeuroアプリで一から音を組み立てられます。

ブランド
SOURCE AUDIO
種類
ギターシンセサイザー
対応楽器
ギター用・ベース用
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ユーロラック・モジュラーシンセの音作りの道具を、ギターやベース用のコンパクトなペダルに詰め込んだ。Source AudioのC4 Synth(SA249)は、4つの独立したボイス、3種類のオシレーター、11種類のエンベロープフォロワー、フィルター、LFO、シーケンサーまでを備えたシンセサイザー・ペダルです。本体のつまみは4つだけですが、無料の編集ソフトNeuroを使えば、モジュラーシンセのように一から音を組み立てられます。

目次

モジュラーシンセの部品を、ひとつの筐体に

C4 Synthの心臓部は、自由に組み合わせられる4つのボイスです。それぞれのボイスに、オシレーターの波形(サイン波・矩形波・ノコギリ波)や、モノフォニック/ポリフォニックのピッチシフター、キーに合わせて動くハーモナイザーなどを割り当て、混ぜ合わせて音を作ります。

そこに、アタックやディケイを調整できるエンベロープフォロワー(ADSRでのトリガーも可能)、エンベロープやLFOで動かせる多彩なフィルター、14種類の波形を選べるLFO、2つのパターンを同時に走らせられるシーケンサーが加わります。ピッキングに合わせて開くシンセベース、リズムに合わせて刻むシーケンス、ピッチの異なる音を重ねた厚いパッドまで、1台で作れる音の幅はとても広いです。

アナログ回路の素朴なシンセ感を手早く出したいなら、つまみだけで完結するEarthQuaker Devices Bit Commanderのほうが気軽です。C4 Synthは、パソコンやスマートフォンで音を作り込む作業まで楽しめる人に向いています。

本体の4つのつまみと、ALTボタン

コントロール通常の機能ALT時の機能
INPUT / SENSプロセッサーへの入力レベルエンベロープフィルターの感度
MIX / VOL原音とエフェクト音のバランス(12時付近で半々)出力音量
CONTROL 1選んだシンセエンジンに合わせた役割(Neuroで割り当て)—
CONTROL 2同上—

ALTボタンを押すと、つまみが一時的に2つ目の機能に切り替わり、最後の操作から5〜6秒たつと通常に戻ります。INPUTは、つまみを下げきった状態からふだんの強さで弾き、中央のLEDが赤く点滅するところまで上げると合わせやすくなります。

プリセットの呼び出しと保存

3段のトグルスイッチで、選んでいるバンクの3つのプリセットを切り替えます。バンクは緑と赤の2つで、本体だけで6つのプリセットを使えます。MIDIを使えば128のプリセットを呼び出せます。バイパス中にフットスイッチを長押しするとバンクが切り替わり、つまみを動かした後に約5秒長押しすると、その設定をプリセットに保存できます。

Neuroアプリで、音作りを10倍に

無料のNeuro(Mac/Windows用のデスクトップ版と、iOS/Android用のモバイル版)につなぐと、ボイスの組み合わせや波形、フィルター、エンベロープ、LFO、シーケンサーの細かな設定を編集できます。ほかのユーザーが作ったエフェクトをダウンロードしたり、自分の音を共有したりすることも可能です。ステレオで使う場合は、Neuroのパン設定で4つのボイスを左右に振り分けられます。

C4 Synthのポイント
  • 4つの独立したボイスに、オシレーターやピッチシフター、ハーモナイザーを割り当てて混ぜる
  • 11種類のエンベロープフォロワー、多彩なフィルター、14波形のLFO、2系統のシーケンサー
  • 本体は4ノブ+ALT。細かな音作りは無料のNeuroアプリで
  • 6プリセットを本体で、128プリセットをMIDIで呼び出し
  • ギターにもベースにも対応。ステレオ入出力、トゥルー/バッファードバイパス切り替え

ベースで使うときのコツ

C4 Synthはギターとベースの両方に対応しています。ベースで使う場合は、Neuroのピッチ検出の設定で、いちばん低い音を5弦ベースのLow Bまで下げられます。演奏する音域を狭く設定するほど、追従の精度が上がります。速いフレーズ向けの「Faster Tracking」と、正確さを重視する「High Accuracy Tracking」の2つのモードも選べます。アクティブピックアップなど出力の大きい楽器では、INPUTを低めに合わせてください。

仕様と電源

項目内容
製品名Source Audio C4 Synth(SA249)
種類シンセサイザー・ペダル(ギター/ベース用)
コントロールINPUT/SENS、MIX/VOL、CONTROL 1、CONTROL 2、ALTボタン、3段トグル、フットスイッチ
入出力INPUT 1(TS)、INPUT 2(TRS)、OUTPUT 1(TS)、OUTPUT 2(TRS)、CONTROL INPUT(3.5mm TRRS:エクスプレッションペダル・タップスイッチなど)、Mini USB(USB-MIDI・編集)
インピーダンス入力1MΩ/出力600Ω
バイパスリレー式トゥルーバイパス(初期設定)/バッファードバイパスを切り替え
MIDIUSB-MIDI(PC・CC・MIDIクロック)、Neuro Hub経由
電源9V DC センターマイナス(2.1mm)。200mA以上(300mA以上を推奨)、アダプター別売
消費電流165mA
サイズ約117×70×56mm(ノブ・フットスイッチ含む)
重量280g
付属品Mini USB→USB-Aケーブル、USB-A→USB-C変換アダプター、クイックリファレンスカード

USBからは給電できないので、9Vの電源を必ず用意してください。サードパーティーのエクスプレッションペダルを使う場合は、TRSプラグのものが必要です。

同じSource Audioのフィルターと比べる

ワウやオートワウのような「フィルターの動き」が主な目的なら、同じOne SeriesのSpectrum(SA248)がシンプルです。デジタルでさらに多彩なシンセサウンドを求めるならMeris Enzoも比べてみてください。C4 Synthは、ボイスを重ねてシーケンスまで組める自由度の高さで群を抜いています。

よくある質問

和音でも使えますか?

ボイスにポリフォニックのピッチシフターを割り当てれば、和音にも対応できます。シンセのオシレーターなど、単音向けのボイスもあります。

パソコンがないと使えませんか?

本体のつまみとプリセットだけでも使えます。音を細かく作り込みたいときに、無料のNeuroアプリを使います。

ベースにも使えますか?

使えます。ピッチ検出の最低音を5弦ベースのLow Bまで設定できます。

電池やUSBで動きますか?

どちらも使えません。9V DCセンターマイナス、200mA以上(推奨300mA以上)の電源が必要です。

足元に、組み立て自由なシンセを

つまみ4つの見た目からは想像できないほど、C4 Synthの中にはモジュラーシンセの道具がそろっています。まずはプリセットで遊び、気に入った音をNeuroで少しずつ育てていく。そんな音作りの時間そのものを楽しめる人にこそ、手にしてほしいペダルです。

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この記事を書いた人

13歳よりエレキギターを始め、学生時代はバンド活動に明け暮れる。音響機器やPAの基礎を専門学校で学びつつ、18歳頃にアルバイトとして始めた大手楽器店にて楽器の買い取り業務を担当。約10年間にわたり音楽機材の買取査定、販売・リペアなどに携わり、数多くのエフェクターに触れる。楽器店退職後、2009年よりエフェクター専門サイト『EFFECTOR COLLECTION BOX』の運営をスタート。

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