QUICK GUIDE
Triptychonのアンプ的なドライブ部を単体化したCrazy Tube Circuitsのオーバードライブ。drive・tone・masterに、ゲインを広げるMOREとクリッピングを変えるMODの2つのトグルを加え、押し込まれた真空管アンプの反応を作れます。
- ブランド
- Crazy Tube Circuits
- 種類
- オーバードライブ
- 対応楽器
- ギター用
Crazy Tube CircuitsのRaptureは、同社のマルチドライブペダル「Triptychon」に搭載されているアンプの土台となるドライブ部を、単体のオーバードライブとして独立させたペダルです。押し込まれた真空管アンプのような自然なコンプレッション、倍音の広がり、タッチへの反応、クリーンから歪みへのなめらかな移り変わりを狙った、ローからマイルドなゲインのオーバードライブです。
Triptychonのドライブ部を拡張して単体化
Raptureの土台は、Triptychonのドライブ回路そのものです。そこにMOREとMODという2つのトグルスイッチを追加し、ゲインの構造と歪み始めの反応を変えられるようにしています。両方のスイッチを下側にすると、Triptychonのドライブ部とまったく同じ回路・サウンドになります。
MOREとMODは互いに影響し合い、さらにdriveの位置によっても効き方が変わります。2つのスイッチの組み合わせで、ヘッドルーム、コンプレッション感、倍音の量、弾き心地が少しずつ変化します。
コントロール
| つまみ・スイッチ | 役割 |
|---|---|
| drive | ゲインと、アンプらしいコンプレッション・歪みの強さ。低めでは倍音の豊かさとタッチへの反応を生かした控えめな味付け、上げるとプッシュしたオーバードライブへ |
| tone | ギターとアンプの基本的なキャラクターを保ったまま、音色のバランスを調整 |
| master | 全体の出力レベル。ユニティ付近で軽い味付けに、上げると後段のアンプやドライブペダルを強く押し込める |
| MORE | 使えるドライブとゲインの幅を広げるトグル。別チャンネルではなく、同じ声をよりプッシュした状態にする |
| MOD | クリッピングの仕方を変えるトグル。MOD側ではクリッピングが減って反応が開き、クリーンのヘッドルームの限界付近まで押された真空管アンプのような感触になる |
MOREとMODの使い分け
まずは両方のスイッチを下にして、Triptychonと同じオリジナルの音でdriveとmasterを決めるのが分かりやすい手順です。そこから歪みの量が足りなければMOREを上げ、コンプレッションを減らしてレンジを広げたいときはMODを上げます。
MODはパワー管と大きめの出力トランスを足したアンプのような、開いた反応をイメージしたモードです。クリーンに近い設定でアンプを押すときはMOD、リードで粘りを出したいときはMOREというように、場面に合わせて組み合わせを変えると幅が広がります。
ボードのどこに置いてもいい設計
Raptureはシグナルチェーンのさまざまな位置で使えるように作られています。ほかのドライブペダルの前に置いてプッシュ役にしたり、後ろに置いて歪みを整えたりできるほか、ディレイやリバーブなど空間系の後ろに置くこともできます。masterを上げれば、後段のアンプやドライブを押し込むブースター的な使い方もできます。
スイッチングと電源
フットスイッチはソフトクリック式で、高品位なリレーによるトゥルーバイパスです。電源を入れるとLEDが点滅してからバイパス状態で起動しますが、電源投入時にフットスイッチを押し続けると、起動時にエフェクトがオンになる設定に変えられます。同じ操作をもう一度行うと元の設定に戻ります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電源 | DC9〜18V(センターマイナス、安定化電源)。18Vを超える電圧は不可 |
| 消費電流 | 50mA以上を確保 |
| バイパス | リレー式トゥルーバイパス(ソフトクリック) |
| 起動時の状態 | バイパス(電源投入時の操作でオンに変更可能) |
| 保証 | 製造日から5年 |
ノイズを抑えて本来の性能を出すため、電源はアイソレートされたパワーサプライを使うのがおすすめです。
よくある質問
- Triptychonと同じ音は出せますか?
-
出せます。MOREとMODの両方を下側にすると、Triptychonのドライブ部とまったく同じ回路・サウンドになります。
- ハイゲインまで歪みますか?
-
ゲインはローからマイルドな範囲のオーバードライブです。MOREで歪みを足せますが、ディストーションのような深い歪みを狙うペダルではありません。
- 18Vで使えますか?
-
使えます。DC9〜18Vのセンターマイナスに対応しています。18Vを超える電圧は故障の原因になるので使わないでください。
- 同じブランドのほかのオーバードライブは?
-
Crazy Tube CircuitsにはCrossfireやUnobtaniumなどのオーバードライブや、Colorsound Power BoostとHIWATTアンプを1台にしたHI POWERもあります。
BRAND
Crazy Tube Circuits
このエフェクターのみんなの記録
このエフェクターについてのひとことや、登録しているユーザーを見ることができます。
このエフェクターをコレクションしているユーザー
MY COLLECTION BOXに登録すると、所有状況とコレクションを公開できます。
この機材を登録しているMY COLLECTION BOXはまだありません。







