QUICK GUIDE
グリーン系オーバードライブとブラックフェイス・アンプの組み合わせを1台にした、Crazy Tube Circuitsのデュアル・ペダル。間のエフェクトループに好きなペダルをはさめて、AMP側は3バンドEQとヘッドルーム切り替えで作り込めます。
- ブランド
- Crazy Tube Circuits
- 種類
- オーバードライブ・プリアンプ
- 対応楽器
- ギター用
Crossfireは、ギターの歴史に残る「ペダルとアンプの組み合わせ」を1台で再現した、Crazy Tube Circuitsのデュアル・ペダルです。右側は中域がふくらむ緑色の名機系オーバードライブ、左側はつややかなクリーンで知られるブラックフェイス・アンプのアンプ・イン・ア・ボックス。2つの間にはパッシブのエフェクトループがあり、アンプの手前で歪みを足す昔ながらのセッティングを足元だけで組めます。
ミッドが前に出る歪みと、ブラックフェイスのクリーン
OVERDRIVEセクションは、中域が持ち上がる定番のグリーン系オーバードライブの回路を正確に再現したうえで、長年よく行われてきた改造を取り入れています。AMPセクションは、ブラックフェイスのチューブアンプの信号経路をなぞったオールアナログ回路で、ガラスのようにきらびやかで、少し中域がへこんだクリーンを狙ったもの。この2つを直列につなぐことで、アンプの前にオーバードライブを置いた、あの気持ちのいい組み合わせを再現できます。
- グリーン系オーバードライブと、ブラックフェイスのアンプ・イン・ア・ボックスを1台に
- OVERDRIVE側はクリッピング切り替え、ゲイン切り替え、内部の9V/18V切り替え
- AMP側はtreble・mid・bassの3バンドEQとヘッドルーム、ブライトの切り替え
- 2つの間にパッシブのエフェクトループ。各セクションを単独でも使える
- リレー式トゥルーバイパス。9V DC専用、最大83mA
OVERDRIVEセクション:定番の回路に3つの改造
つまみはgain、tone、volumeの3つ。gainで歪みの量、toneで音の明るさ、volumeで出力を決めます。ここに3つのスイッチが加わります。clipping toggleは、オリジナルどおりの対称クリッピングと、タッチへの反応が増す非対称クリッピングの切り替え。gain toggleはMORE側でゲインを足し、低域の出方も変わります。さらに内部スイッチで、オーバードライブ回路を9Vと18Vで切り替えられ、18Vにするとヘッドルームに余裕が出ます。
AMPセクション:ブラックフェイスらしいクリーンを作り込む
AMP側のつまみは、クリーンのゲインを決めるgainとvolume、そしてtreble・mid・bassのフル3バンドEQ。2つのトグルスイッチも本家のアンプにならっています。
| スイッチ | 働き |
|---|---|
| headroom | HIGHは、ソリッドステート整流の6L6×4本の大出力パワーアンプのような、ヘッドルームの広いクリーン。もう一方は、真空管整流の6L6×2本のような、ヘッドルームが低めでサグのある反応 |
| bright | 高域を持ち上げる。元のアンプと同じく、gainを上げきると効きが弱くなる |
AMPセクションには本格的なスピーカー・シミュレーターは入っていません。ほかのアンプにつないで、ブラックフェイスらしい雰囲気を加えるための回路です。ライン直結で使うときは、別にスピーカー・シミュレーターを用意してください。
エフェクトループと、2つを独立させる使い方
SND/RTNのパッシブ・エフェクトループは、OVERDRIVEとAMPの間に好きなペダルをはさむためのもの。ブースターやモジュレーションを入れて、アンプの手前で音を作り込めます。2つのセクションはどちらもリレー式のトゥルーバイパスで、両方をオフにすると、ループにつないだペダルにも余計な回路は一切かかりません。左右を独立したエフェクトとして使うこともできます。
購入前に知っておきたいこと
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Crazy Tube Circuits Crossfire |
| 種類 | オーバードライブ+アンプ・イン・ア・ボックス |
| OVERDRIVE | gain、tone、volume、clipping toggle(対称/非対称)、gain toggle、内部9V/18V切り替え |
| AMP | gain、volume、treble、mid、bass、headroom toggle、bright toggle |
| 接続 | 入力、出力、SND/RTN(パッシブ・ループ) |
| 電源 | 9V DC センターマイナス(安定化電源)、最大83mA |
| バイパス | リレー式トゥルーバイパス |
| 保証 | 製造日から5年 |
内部で18Vを使えるのはOVERDRIVE回路の切り替えで、外から入れる電源は9V専用です。9Vより高い電圧のパワーサプライはつながないでください。
同じCrazy Tube Circuitsには、伝説的なオーバードライブとDスタイルのアンプを組み合わせたUnobtaniumもあります。ほかのオーバードライブと比べたいときはオーバードライブのおすすめもあわせてご覧ください。
よくある質問
- 18Vのパワーサプライで使えますか?
-
使えません。外部電源は9V DC専用です。18Vはオーバードライブ回路の内部スイッチで切り替えるもので、本体の中で作っています。
- AMPセクションだけでライン録音できますか?
-
本格的なスピーカー・シミュレーターは入っていないので、ライン直結で使うときは別にスピーカー・シミュレーターを用意してください。
- 左右は別々に使えますか?
-
使えます。SND/RTNのエフェクトループを使えば、OVERDRIVEとAMPを独立したエフェクトとして扱えます。
- brightスイッチの効きが弱いのですが?
-
元のアンプと同じく、AMPのgainを上げきるとbrightの効果が弱くなります。gainを少し下げると効きがはっきりします。
Crazy Tube Circuitsのオーバードライブには、Triptychonのアンプ的なドライブ部を単体化したローゲインのRaptureもあります。
あの「アンプの前のグリーン」を、1台で
Crossfireは、ブラックフェイスのアンプにグリーン系のオーバードライブを足す、多くのギタリストが通ってきた組み合わせを、1台のペダルにまとめたものです。改造を取り入れたOVERDRIVEと、EQとスイッチで作り込めるAMPのどちらも、単体で主役になれる完成度を持っています。
間にエフェクトループもあるので、どんなアンプにつないでも、あの組み合わせを軸にした自分の音を組み立てていけます。
BRAND
Crazy Tube Circuits
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