QUICK GUIDE
アナログのトレモロ回路を、デジタルのタップテンポが光学素子を介して操るトレモロ。ランダムを含む8つの波形、深くかかるDEPTH、音量を補うVOLUME、他の機器と同期できるSYNC端子を小さなボディにまとめています。
- ブランド
- Dawner Prince Electronics
- 種類
- トレモロ
- 対応楽器
- ギター用
ダウナー・プリンス・エレクトロニクス(Dawner Prince Electronics)のSTARLA(スターラ)は、小さな筐体に機能をたっぷり詰め込んだタップテンポ・トレモロです。音を揺らすのはアナログの回路、そのテンポを決めるのはデジタルのマイコン。2つを光学素子でつないで、温かいアナログの揺れと、曲にぴったり合う正確なテンポを両立させました。
- アナログのトレモロ回路を、デジタルのタップテンポが光学素子を介してコントロール
- DEPTHで、きらめくような揺れから音を切り刻むマシンガンのような効果まで
- ランダムを含む8つの波形と、波形の形を変えるDutyトリマー
- VOLUMEつまみで音量の落ち込みを補える。DEPTH最小ならクリーンブースターにも
ダウナー・プリンス・エレクトロニクスの公式製品ページに掲載されている、Alberto BarreroによるSTARLAのデモ動画です。曲の中でトレモロがどんなふうに揺れるのか、雰囲気をつかみやすい内容です。
アナログの揺れを、デジタルのタップテンポで操る
STARLAは、2つの回路を組み合わせたトレモロです。音そのものを揺らすのは、音質にこだわったアナログのトレモロ回路。その揺れの速さを決めるのは、デジタルのタップテンポ用マイコンです。両者は光源とフォトセルによる光学素子でつながっていて、アナログらしい自然な揺れを、デジタルの正確さで操れます。
DEPTHで、きらめきからマシンガンのような刻みまで
DEPTHを上げるほど、トレモロが深くかかります。軽くきらめくような揺れから、ほどよく透明感のある昔ながらのトレモロ、さらに大きくうねる揺れや、マシンガンのように音を刻む効果まで変わります。
揺れ幅がとても広く、音を完全に消すところまで深くかけられるのも特徴です。ハイゲインのアンプやペダルの前に置けば、歪んだ音をザクザクと切り刻むような使い方もできます。
8つの波形とDutyトリマーで、揺れの形を作る
WAVEFORMでは、ランダムを含む8種類の波形を選べます。なめらかに揺れる波形、カクカクと刻む波形など、波形が変わるだけでトレモロの印象は大きく変わります。
Dutyトリマーを使うと、ランダム以外のすべての波形でデューティ比(波の山と谷の割合)を変えられます。波形との組み合わせで、さらに多くの揺れ方を作り込めます。
タップテンポと1/3/2スイッチで、曲のテンポに合わせる
トレモロの速さを決める方法は3つあります。SPEEDつまみで決める、タップテンポのフットスイッチで決める、SYNC端子にCVやリモートタップスイッチをつないで決める、の3通りです。タップテンポは直前の2回のタップから計算するので、曲のテンポにすぐ合わせられます。
1/3/2スイッチでは、タップしたテンポに対するトレモロの速さを1:1、1:2、1:3から選べます。SPEEDつまみの可変範囲もこのスイッチに合わせて変わります。テンポを入力したあとは、テンポを保ったまま揺れの細かさを切り替えるスイッチとしても使えます。
VOLUMEとSYNC端子で、ボードになじませる
トレモロは、オンにすると音量が下がったように感じやすいエフェクトです。STARLAにはVOLUMEつまみがあり、その落ち込みを補えます。DEPTHを最小にすれば、音を歪ませないクリーンブースターとしても使えます。
SYNC端子では、ほかの機器とテンポを合わせられます。裏ぶたを外して内部のジャンパーを切り替えると、STARLAのLFOに他の機器を同期させることも、他の機器からの信号にSTARLAを同期させることもできます。スイッチングはトゥルーバイパスです。
| コントロール | はたらき |
|---|---|
| DEPTH | トレモロの深さ。最小ではブースターとして働く |
| SPEED | トレモロの速さ。1/3/2スイッチで可変範囲が変わる |
| WAVEFORM | ランダムを含む8種類の波形を選ぶ |
| VOLUME | 出力音量。エフェクトオン時の音量の落ち込みを補う |
| 1/3/2スイッチ | タップテンポに対する速さの比率(1:1、1:2、1:3) |
| Dutyトリマー | ランダム以外の波形のデューティ比を変える |
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Dawner Prince Electronics STARLA Tap Tempo Tremolo |
| 種類 | タップテンポ・トレモロ |
| 対応楽器 | ギター |
| コントロール | DEPTH、SPEED、WAVEFORM、VOLUME、1/3/2スイッチ、Dutyトリマー |
| 端子 | SYNC(CV入出力/リモートタップスイッチ) |
| バイパス | トゥルーバイパス |
| 電源 | 9〜18V DC(5.5mm/2.1mm、センターマイナス) |
| 消費電流 | 約30mA |
| サイズ | 4.4インチ×2.3インチ |
よくある質問
- トレモロをオンにすると音が小さくなりませんか?
-
VOLUMEつまみで音量を上げられるので、オンにしたときの音量の落ち込みを補えます。
- ほかのペダルとテンポを合わせられますか?
-
合わせられます。SYNC端子を使い、内部のジャンパーの設定で、STARLAから同期信号を送るか、他の機器から受け取るかを選びます。
- 波形は何種類ありますか?
-
ランダムを含む8種類です。Dutyトリマーで、ランダム以外の波形の形をさらに変えられます。
- 18Vで使えますか?
-
使えます。電源は9〜18V DCに対応しています。プラグは5.5mm/2.1mmのセンターマイナスです。
まとめ
STARLAは、アナログの温かい揺れと、デジタルの正確なタップテンポを1台にまとめたトレモロです。8つの波形、深いDEPTH、VOLUMEつまみ、SYNC端子まで、小さなボディに必要な機能がそろっています。同じタップテンポのトレモロではCusack Music Tap-A-Whirl V4、定番のトレモロではDemeter TRM-1 Tremulatorと比べてみるのもおすすめです。同じブランドのPULSE、BOONAR、DIKTATOR MKII、RED ROXもあわせてチェックしてみてください。
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Dawner Prince Electronics
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