QUICK GUIDE
Koch社のオーバードライブチャンネルをエミュレートし、多彩なサウンドメイクが可能なVeroCity Effects PedalsのKCH-B2-iHGE。
- ブランド
- VeroCity Effects Pedals
- 種類
- オーバードライブ・プリアンプ
- 対応楽器
- ギター用
オランダのアンプ・メーカーKoch。TwinTone、Multitone、PowerToneといったモデルのODチャンネルが持つ、しなやかでコシのある歪みに惹かれたことはありませんか。VeroCity Effects PedalsのKCH-B2-iHGEは、KochのTwinTone/Multitone/PowerToneのODチャンネルをエミュレートしたオーバードライブ/プリアンプです。実機の回路を詳しく解析し、共通する回路の中でのサウンドの違いを内部プリセットで再現。Boostフットスイッチで2機種のサウンドを入れ替えられます。
VeroCity KCH-B2-iHGEとは
VeroCity Effects Pedalsは、名機アンプのサウンドをペダルで再現するエミュレーターで知られる日本のブランドです。KCH-B2-iHGEは、Koch社のTwinTone/Multitone/PowerToneのODチャンネルを題材にしています。
一つひとつハンドセレクトしたパーツを、既存のVeroレイアウトをPCBに置き換えた「Vero to PCB」基板に組み上げ、BELDENワイヤー、ドイツ製WIMAのコンデンサー、シルバーマイカを用いています。実機同様のデュアル・ポテンショメーターを使い、ローゲインからハイゲインまで細かく調整できます。プリアンプの後段にはiHGE(internal “fixed” High-gain Expander)を搭載し、全体のサウンドをさらに膨らませられます。
コントロール
- Gain:歪みの深さ
- Presence:プレゼンス
- Volume:音量(本体表記はMASTER)
- Treble/Middle/Bass:トーンコントロール
- Boost:REDランプ点灯時に、内部スライドスイッチの設定に応じたBoostに切り替え
- トグルスイッチ:Mid Shift(右に倒すとミドルが加わる)
内部のBoostモード
出力ジャック付近のスライドスイッチと基板上のスライドスイッチの組み合わせで、Boostオフ時/オン時のサウンドを選べます。
- ①出力ジャック側スライドを右、基板上の左右を上:オフ=MultiTone/オン=PowerTone
- ②出力ジャック側スライドを左、基板上の左のみ上:オフ=TwinTone/オン=Multitone
- ③出力ジャック側スライドを左、基板上の左右を上:オフ=TwinTone/オン=PowerTone
- ④出力ジャック側スライドを左、基板上の右のみ上:TwinToneと、実機にはない「Secret Tone」
右上のスライドスイッチ(出荷時は右)は、プリアンプモード時や、ノーマルモードで半挿ししたときの出力を選ぶものです。右にするとマスターボリューム後に増幅段を1段加えて出力を強め、左にするとバッファーのみが加わります。
- KochのTwinTone/Multitone/PowerToneのODチャンネルをエミュレート
- 内部プリセットで2機種のサウンドを選び、Boostフットスイッチで入れ替え
- Mid Shiftトグルで中域を追加
- 実機同様のデュアル・ポテンショメーターで細かなゲイン調整
- iHGEとALT機能を内部に搭載
iHGEとALT機能
フットスイッチの間の内部には、iHGE/ALTセクションがあります(設定によっては思わしくない出力になることもあるエキスパート向けの機能です)。
- SW1:ALT機能のオン/オフ(右がオン)
- SW2:iHGEのオン/オフ(上がオン)
- SW3:iHGEのBoostモード(下=80年代風ミドル・ブースト、上=モダンなワイドレンジ・ブースト)
- 内部トリマー1:ALT(Adjustable Lead Trimmer)
- 内部トリマー2:iHGEのマスターボリューム
ALT機能を使うと、Boostオフ時の全体音量をトリマーで下げられるので、Boost時のサウンドをより際立たせられます。トリマーを絞り切ればBoostオフ時をミュートにすることも可能です。設定は、Boostをオフにして使うVolume位置に合わせ、SW1を右にしてから、スイッチをオン/オフしながら音量差を耳で確かめるのがおすすめです。トリマーは力を入れすぎないよう、慎重に操作しましょう。
向いている人・ほかの機材が合う人
Koch系のしなやかなODサウンドが好きな人、2機種のキャラクターを足元で入れ替えたい人、内部設定まで含めて音を作り込みたい人に向いています。
内部スイッチが多いので、シンプルに使いたい人には少し手ごわいかもしれません。CAE系のタイトなリードならOD百-B2、Bogner系ならXTC-B、アンプの歪みを押し上げるだけならHigh-gain expanderも比べてみてください。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類 | オーバードライブ/プリアンプ(Koch TwinTone/Multitone/PowerTone ODチャンネル・エミュレーター) |
| コントロール | Gain、Presence、Volume(本体表記 MASTER)、Treble、Middle、Bass、Mid Shiftトグル |
| フットスイッチ | バイパス、Boost(内部設定に応じたモード切り替え) |
| 内部機能 | Boostモード設定(スライドスイッチ)、出力強化/バッファー切替、iHGE、ALT |
| 基板・パーツ | Vero to PCB基板、BELDENワイヤー、WIMA、シルバーマイカ、デュアル・ポテンショメーター |
| 販売形態 | 受注生産(カラーオーダー対応)。BIGBOSSに即納在庫ありの場合も |
よくある質問
- KCH-B2-iHGEは何のアンプをエミュレートしていますか?
-
Koch社のTwinTone/Multitone/PowerToneのODチャンネルです。
- Boostフットスイッチで何が変わりますか?
-
内部スライドスイッチの設定に応じて、2機種のサウンドを入れ替えます。例:オフでTwinTone、オンでPowerTone。
- Mid Shiftとは?
-
右に倒すとミドルが加わるトグルスイッチです。
- ALT機能とは?
-
Boostオフ時の全体音量をトリマーで下げ、Boost時のサウンドを際立たせる機能です。絞り切るとBoostオフ時をミュートにできます。
- すぐに手に入りますか?
-
基本は受注生産ですが、BIGBOSSに即納在庫がある場合もあります。
KCH-B2-iHGEでKochの歪みを足元に
KCH-B2-iHGEは、KochのODチャンネルを機種ごとの違いまで再現し、Boostフットスイッチで切り替えられるエミュレーターです。iHGEやALT機能など、作り込むほど応えてくれる内部設定も魅力です。
Koch系のしなやかな歪みを探している人は、自分好みの設定を見つけながら長く使える1台として検討してみてはいかがでしょうか。
BRAND
VeroCity Effects Pedals
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