QUICK GUIDE
MIDIのプログラムチェンジ(PC1〜8)、タップテンポ、ラッチの3機能をミニサイズにまとめたWamplerのリモート・コントローラー。左右のフットスイッチに別々の役割を割り当てられ、Catacombsなどのデジタルペダルを足元から操作できます。
- ブランド
- Wampler Pedals
- 種類
- MIDI機器・フットスイッチ
- 対応楽器
- ギター用・ベース用
Wampler Pedals Syntaxは、ミニサイズの筐体にMIDIのプログラムチェンジ、タップテンポ、ラッチ(オン/オフ切り替え)の3つの機能を詰め込んだリモート・コントローラーです。左右のフットスイッチにそれぞれ別の役割を割り当てられるので、たとえば左右でプリセットを送りながら、空いた端子でアンプのチャンネルを切り替えるといった使い方ができます。
スライドスイッチで、左右の役割を決める
多機能なデジタルペダルほど、便利な機能がメニューの奥に隠れがちです。それを足元で操作しようとすると、MIDIコントローラー、タップテンポ用のスイッチ、ラッチ式のスイッチ……とペダルが増え、オールインワンのはずのボードがかえって手狭になってしまいます。Syntaxは、その役割を手のひらサイズの1台にまとめるためのペダルです。
左右のフットスイッチには、それぞれ3ポジションのスライドスイッチがあり、MIDI・TAP・LATCHから機能を選びます。左右は独立しているので、どの組み合わせでも使えます。
| モード | フットスイッチの働き | 出力端子 |
|---|---|---|
| MIDI | 本体が1〜8の番号を持ち、左で番号を1つ下げ、右で1つ上げて、その番号をプログラムチェンジ(PC1〜8)として送る | MIDI OUT |
| TAP | タップテンポのパルスを送る | EXT OUT |
| LATCH | 押すたびにオン/オフを切り替える(アンプのチャンネル切り替えなど) | EXT OUT |
EXT OUTは3.5mmのTRS端子です。TAPかLATCHにしているのが片側だけなら、そのフットスイッチはチップを使います。左右ともTAPかLATCHにした場合は、左がリング、右がチップに割り当てられ、1本のTRSケーブルで2つの機能を送れます。
Wamplerのデジタルペダルと組み合わせる
Syntaxは、同じWamplerのCatacombs、Metaverse、Terraformといったデジタルペダルと組み合わせることを前提に作られています。MIDIモードにすれば、足元からプリセットを上下に切り替えられ、もう一方のスイッチをタップテンポに使うこともできます。
最初に、相手のペダルのMIDIチャンネルを覚えさせます。相手のMIDI OUTをSyntaxのMIDI INにつなぎ、左右のフットスイッチを押したままSyntaxの電源を入れ、LEDが点滅したら離します。そのあと相手のペダルでプリセットを切り替えると、Syntaxがそのチャンネルを記憶し、LEDの速い点滅で知らせます。設定が済んだら、ふだんの接続(SyntaxのMIDI OUT→相手のMIDI IN)に戻します。
初期型のTerraformはプリセットを切り替えてもプログラムチェンジを送らないため、本体のメニューで先にOmniモードにしておく必要があります。他社のMIDI機器も、同じ手順でプログラムチェンジを送れば設定できます。MIDI INに入ってきた信号はMIDI OUTへそのまま送られるので、ほかのMIDI機器とのチェーンの途中にも置けます。
- ミニサイズに、MIDIのPC1〜8・タップテンポ・ラッチの3機能
- 左右のフットスイッチを個別に設定できる
- EXT OUTはTRSで、タップとラッチを2系統まで送れる
- Catacombs・Metaverse・Terraformの拡張コントローラーに
- 9〜18V対応、消費電流は約20mA
ほかのコンパクトなMIDIコントローラーとの違い
2スイッチのコンパクトなMIDIコントローラーには、PAINT AUDIO MIDI Captain DUOのように、細かい設定ができるタイプもあります。Syntaxは送れるMIDIがプログラムチェンジの1〜8に限られるぶん、設定はスライドスイッチだけで済み、タップテンポやアンプのチャンネル切り替えまで1台でこなせるのが持ち味です。CCを送ったり、プリセット数を増やしたりしたいなら、MIDI Captain NANO 4のようなプログラマブルなコントローラーが向いています。
仕様と電源
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Wampler Pedals Syntax |
| 種類 | リモート・コントローラー(MIDI/タップテンポ/ラッチ) |
| コントロール | フットスイッチ×2、スライドスイッチ×2(MIDI/TAP/LATCH) |
| MIDI | プログラムチェンジ PC1〜8 |
| 端子 | MIDI IN・MIDI OUT(3.5mm TRS)、EXT OUT(3.5mm TRS)、電源 |
| 電源 | DC9〜18V センターマイナス(18Vを超える電源・センタープラス・AC電源は不可、電池駆動不可) |
| 消費電流 | 約20mA |
| サイズ | 38.1×88.9×38.1mm(高さはつまみ・スイッチを除く) |
| 生産 | アメリカ |
| 保証 | 5年間の限定保証 |
ボードには縦置きでも横置きでも収まるように作られています。MIDI端子は3.5mmのTRSなので、5ピンDINのMIDI機器とつなぐときは変換ケーブルやアダプターを用意しておきましょう。
よくある質問
- Wampler以外のMIDI機器にも使えますか?
-
使えます。プログラムチェンジ(PC1〜8)を受けられる機器なら、同じ手順でMIDIチャンネルを設定して使えます。
- タップテンポとプリセット切り替えを同時に使えますか?
-
左右のスライドスイッチを別のモードにすれば、片方をMIDI、もう片方をTAPにして同時に使えます。
- アンプのチャンネル切り替えに使えますか?
-
LATCHモードにすると、EXT OUTからオン/オフの信号を出せるので、アンプのチャンネル切り替えなどに使えます。
- 電池で動きますか?
-
電池は使えません。DC9〜18Vのセンターマイナスのアダプターから給電します。
多機能ペダルの奥の機能を、足元へ
Syntaxは、プリセット切り替え、タップテンポ、ラッチという「あと少し足元で操作したい」機能を、ミニペダル1台分のスペースにまとめてくれます。送れるMIDIはプログラムチェンジの1〜8までなので、細かいMIDI制御をしたい人には物足りませんが、WamplerのデジタルペダルやMIDI対応のディレイを手軽に足元から操作したい人には、ちょうどいい1台です。
BRAND
Wampler Pedals
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