Paul Cochrane ポールコクレーン / Timmy Overdrive【オーバードライブ】

極めて原音に忠実でレスポンスの良いオーバードライブ・サウンド。調整するのが楽しくなる気の利いたトーン・コントロール。「Timmy Overdrive」は所謂トランスペアレント系オーバードライブの元祖、そして最高峰として君臨する珠玉の逸品だ。

アメリカのアンプデザイナーであるポール・コクレーン氏の手により、アンプ本来の良さを最大限発揮できるように設計された「Timmy Overdrive」。ナチュラルでキメの細かいオーバードライブ・サウンドは、アンプやギターのキャラクターに余分な色付けをする事無く、歪みを加える事が可能となっている。

トーンコントロールを楽しくさせてくれるカットスタイルEQ

コントロールはVolume, Gain, Treble, BassにモードセレクターSWひとつと非常にシンプルだが、注目すべきはEQ部分。TrebleとBassの2バンドEQが一般的なエフェクターやアンプとは反対のカットスタイルになっている。すなわちカットは出来てもブーストは出来ないのである。

ゼロの位置がフラットな状態で時計まわりにまわしていくとカット・フィルターがかかっていく。当初は戸惑うかもしれないが、慣れるとこの使い勝手の良さに気づくだろう。
さらにこの2バンドEQを配置する場所をGainの後ろに回すことにより、ナチュラルなトーン変化になるよう設計されているのも見逃せない。

モードを選択するディップスイッチではクリッピング回路の選択ができ、歪みおよびコンプレッションのかかり具合を選択できるようになっている。

Voice Of Stomper

ギターアンプが本来持っている味わいをそのままに、自分だけのサウンドメイクを楽しむことができる「Timmy Overdrive」。あなたのオーバードライブコレクションの中に是非加えてほしい一台だ。

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この記事を書いた人

13歳よりエレキギターを始め、学生時代はバンド活動に明け暮れる。音響機器やPAの基礎を専門学校で学びつつ、18歳頃にアルバイトとして始めた大手楽器店にて楽器の買い取り業務を担当。約10年間にわたり音楽機材の買取査定、販売・リペアなどに携わり、数多くのエフェクターに触れる。楽器店退職後、2009年よりエフェクター専門サイト『EFFECTOR COLLECTION BOX』の運営をスタート。

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