QUICK GUIDE
DUMBLEアンプを長年研究してきたFree The ToneのODL-1-CSは、ダイオードを使わないNORMALチャンネルと、DC10V〜19Vの可変電圧に対応したカスタムショップ版オーバードライブです。
- ブランド
- Free The Tone
- 種類
- オーバードライブ
- 対応楽器
- ギター用
Free The ToneのODL-1-CS OVERDRIVELANDは、DUMBLEアンプのサウンドを追い求めたオーバードライブ「OVERDRIVELAND」のカスタムショップ版です。ドライブ回路の部品をスタンダードモデルから変え、ピッキングにより敏感に反応するように仕上げられています。
電源まわりにも手が入っていて、内部の昇圧回路でDC10V〜19Vの間を自由に設定できるVARIモードを搭載。電圧を変えることで、サステインの長さや音の抜け方まで追い込めます。
DUMBLE OVERDRIVE SPECIALを研究して生まれたサウンド
設計を手がけた林氏は、これまでに20台以上のDUMBLEアンプのメンテナンスや修理に携わってきました。自身も1992年にOVERDRIVE SPECIAL 50W COMBO、1995年にOVERDRIVE REVERBを手に入れるなど、複数のDUMBLEを所有しています。
OVERDRIVELANDのリファレンスになったのは、後期のOVERDRIVE SPECIALです。長年DUMBLEアンプに触れてきた経験が、このペダルの音作りの土台になっています。
ダイオードを使わないNORMALチャンネルと専用ドライブモジュール
NORMALチャンネルの回路には、クリッピングダイオードもLEDも使っていません。GAINを12時より下に絞った状態でも倍音が感じられる、アンプらしい鳴り方が特徴です。
ドライブ側には専用のドライブモジュールを搭載しています。ODL-1-CSではこのモジュールにスタンダードモデルとは異なる部品を使っていて、入力に対してより敏感に反応します。
PUSHとHI-CUTで決めるドライブ回路の効き方
ドライブ回路はNORMAL回路の前段に置かれています。PUSHはドライブ回路からNORMAL回路へ送るレベルを決めるノブで、聴感上の音量感が変わります。HI-CUTはドライブ回路にかかるフィルターです。
| コントロール | 内容 |
|---|---|
| NOR LEVEL | NORMALチャンネルの音量 |
| DRV LEVEL | ドライブチャンネルの音量 |
| PUSH | ドライブ回路からNORMAL回路へ送るレベル |
| HI-CUT | ドライブ回路にかかるフィルター |
このほかにGAIN、TONE、DRIVEの3つのノブを備え、合わせて7つのノブで音を作り込みます。
GLASSスイッチとROCK/JAZZスイッチ
EQ ON/GLASSスイッチ
GLASS側にするとTONEがバイパスされ、BrightスイッチをオンにしたBlackface Vibroverbのような、ガラスのようにきらびやかな音になります。
ROCK/JAZZスイッチ
ROCKではゲインが上がり、低域のゲインが少し下がります。JAZZでは全体のゲインが下がり、低域がしっかり出るようになります。
DC10V〜19Vの可変電圧で変わる音の張り
ODL-1-CSならではの機能が、DC9V/VARIスイッチです。VARIにすると内部の昇圧回路が働き、トリムでDC10V〜19Vの間を連続して調整できます。電圧を低めにすればサステインが長く、高めにすれば音の抜けが良くなります。
スタンダードモデルのODL-1は、9Vと内部昇圧の14.5Vの2つから選ぶ仕様です。電圧を細かく追い込めるのは、カスタムショップ版の大きな違いです。
電源には9Vのアダプターを使います。006P電池でも動きますが、その場合はDC9Vの設定で使ってください。昇圧回路の突入電流があるため、200mA以上の電源が必要です。
- DUMBLE OVERDRIVE SPECIALを研究して作られたOVERDRIVELANDのカスタムショップ版
- NORMALチャンネルはクリッピングダイオードもLEDも使わない回路
- ドライブモジュールの部品を変え、入力に敏感に反応する仕様に
- GLASSスイッチとROCK/JAZZスイッチで音のキャラクターを切り替えられる
- VARIモードでDC10V〜19Vを連続可変
OVERDRIVELANDの公式動画
Free The Tone公式チャンネルによる、ODL-1-CSとODL-1の製品紹介・デモ動画です。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コントロール | NOR LEVEL、DRV LEVEL、TONE、GAIN、PUSH、HI-CUT、DRIVE |
| スイッチ | EQ ON/GLASS、ROCK/JAZZ、DC9V/VARIABLE、電圧調整トリム |
| 入力インピーダンス | 500kΩ以上 |
| 出力負荷インピーダンス | 10kΩ以上 |
| 端子 | インプット、アウトプット(標準フォーン)、DC9V |
| 電源 | 9V電池(006P)/DC9Vアダプター(センターマイナス) |
| 消費電流 | 95mA(突入電流のため200mA以上の電源を使用) |
| 外形寸法 | 97mm(W)×120mm(D)×51mm(H) |
| 重量 | 420g(電池含まず) |
| 付属品 | 保証書、Webアクセスカード、安全上のご注意、ゴム足4個 |
ケースはがっしりしたダイキャスト製で、表面にはレーザー刻印が施されています。仕上げの表情は1台ごとに異なります。また、同じサウンドに外部スイッチ用のCH.CONTジャックを加え、ハンマートーン仕上げにした兄弟機ODL-1A-CSもあります。
オーバードライブをもっと比べたい方へ
価格帯やタイプ別にほかのモデルと比べたい方はオーバードライブエフェクターおすすめ10選を、歴代の名機から自分に合う1台を探したい方は「使える」オーバードライブを見つける選び方と名機解説もあわせてご覧ください。
同じFree The Toneのコンプレッサーでは、Free The Tone SILKY GROOVE SG-1Cも紹介しています。
ODL-1-CSの前段で音を整えるブースターには、イコライザーを備えたFree The Tone CRUNCHY CHIME CC-1Bもあります。
よくある質問
- スタンダードのODL-1との違いは何ですか?
-
ドライブモジュールの部品がスタンダードと異なり、入力により敏感に反応します。電源はスタンダードが9Vと14.5Vの切り替えなのに対し、ODL-1-CSはVARIモードでDC10V〜19Vを連続して調整できます。
- 電池で使えますか?
-
006P電池で使えます。電池で使うときはDC9Vの設定にしてください。
- どのくらいの電源容量が必要ですか?
-
消費電流は95mAですが、昇圧回路の突入電流があるため200mA以上の9Vセンターマイナス電源を使います。
まとめ
ODL-1-CSは、DUMBLEアンプを長年研究してきたFree The Toneが、OVERDRIVELANDをさらに突き詰めたカスタムショップ版です。ダイオードを使わないNORMALチャンネルと、入力に敏感なドライブ回路の組み合わせで、アンプのような反応を足元で引き出せます。
GLASSやROCK/JAZZのスイッチ、DC10V〜19Vの可変電圧まで使えば、音色の幅はさらに広がります。DUMBLEサウンドを細部まで追い込みたい方は、ぜひチェックしてみてください。
BRAND
Free The Tone
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