Darkglass Electronics ダークグラス・エレクトロニクス / Microtubes B7K Ultra v2 with Aux In 【ベース用プリアンプ/オーバードライブ】

ステージではアンプへ、レコーディングではPAやオーディオインターフェースへ、自宅ではヘッドフォンへ。ベースの音を届ける先は、弾く場面によって変わります。Darkglass ElectronicsのMicrotubes B7K Ultra v2 with Aux Inは、Microtubesの歪み回路と4バンドEQを軸にしたベース用プリアンプ/オーバードライブに、キャビネットシミュレーション付きのXLRダイレクト出力とヘッドフォン出力を組み合わせた1台です。

さらにAux Inを備えているので、スマートフォンやノートPCからバッキングトラックを流し、ヘッドフォンで聴きながら練習することもできます。ライブ、レコーディング、自宅練習まで、同じ音作りをそのまま使い回せるのがこのペダルの大きな魅力です。

目次

Microtubes B7K Ultra v2 with Aux Inの特徴

Blendで原音の芯を残せるオーバードライブ

歪みの深さはDrive、歪んだ信号の音量はLevelで決めます。Blendはクリーン信号と歪んだ信号を混ぜるつまみです。クリーン側はユニティゲインのまま保たれ、歪み側の音量だけをLevelで調整する仕組みなので、混ぜる比率を細かくコントロールできます。原音の芯を残しながら歪みを重ねていく音作りに向いた構成です。

歪みのキャラクターを決めるのが、2つのトグルスイッチです。Attackは歪ませる高域の量を切り替えるスイッチで、Boostでは高域を強調して明瞭さと存在感を加え、Flatでは高域に手を加えず、Cutでは歪ませる高域を減らします。Gruntはクリッピング段の手前で3段階の低域ブーストを選べるスイッチで、歪ませる低域の量を調整できます。

オーバードライブ部には専用のフットスイッチが用意されていて、歪みだけを独立してオン/オフできます。ユニット全体の音量はMasterで調整し、歪みを切ったクリーンモードでの音量の微調整にも使えます。

6つのミッド周波数を選べる4バンドEQ

EQはBass、Lo Mids、Hi Mids、Trebleの4バンドで、いずれも±12dBの範囲でブースト/カットできます。BassとTrebleは周波数が固定で、2つのミッドはトグルスイッチでそれぞれ3つの周波数から選ぶ方式です。

  • Bass:100Hz
  • Lo Mids:250Hz/500Hz/1kHz
  • Hi Mids:750Hz/1.5kHz/3kHz
  • Treble:5kHz

ミッドは合計6つの周波数から選べるため、ローミッドの厚みを持ち上げたり、ハイミッドで輪郭を出したりと、バンドの中での聴こえ方に合わせて帯域を狙いやすくなっています。

キャビネットシミュレーションを切り替えられるXLRダイレクト出力

本体にはバランスXLRのダイレクト出力があり、マイクプリアンプやPAシステムへ直接送れます。Masterはこのダイレクト出力のレベル調整も兼ねています。

Cab Simスイッチを使えば、ダイレクト出力のキャビネットシミュレーションをオン/オフできます。オフにするとデジタル回路を完全にバイパスするため、レイテンシーのない信号が必要な場面にも対応できます。キャビネットの響きを加えた音を送るか、シミュレーションを通さない信号を送るか、現場に合わせて選べます。

ダイレクト出力にはグラウンドリフトスイッチも付いています。グラウンドループによるノイズが出たときは、ノイズの少ない側に切り替えてください。このスイッチは1/4インチの出力には影響しません。

USB接続でキャビネットIRを入れ替えられる

Micro USB B端子でPC/Macとつなぎ、Darkglass Suiteを使うと、キャビネットシミュレーションのインパルスレスポンス(IR)を本体に読み込めます。IRの入れ替えだけでなく、各種設定の調整もDarkglass Suiteからおこなえます。Darkglassの製品ページには40種類を超えるキャビネットシミュレーションが並んでいて、好みの響きを選んでヘッドフォン出力やダイレクト出力の音に反映できます。

ヘッドフォン出力とAux Inで自宅練習にも

3.5mmステレオのヘッドフォン出力はヘッドフォンアンプを内蔵していて、16Ω以上のヘッドフォンを駆動できます。こちらにもIRによるキャビネットシミュレーションがかかり、音量はMasterで調整します。

Aux Inは3.5mmのステレオ入力です。スマートフォンやノートPCをつなげば、バッキングトラックに合わせてヘッドフォンで練習できます。Aux Inの音はヘッドフォン出力でのみ聴ける仕様で、音量はペダル側では変えられないため、再生機器側で調整します。接続する前には、必ず再生機器の音量を下げておいてください。

なお、ペダルをバイパスしているときはMasterでヘッドフォンの音量を変えられず、全体の音量はDarkglass Suiteで調整します。感度の高いヘッドフォンではバイパス時の音が大きくなることがあるので、使う前に設定を確認しておくと安心です。

Microtubes B7K Ultra v2 with Aux Inのスペック

メーカーDarkglass Electronics
製品名Microtubes B7K Ultra v2 with Aux In
タイプベース用プリアンプ/オーバードライブ
コントロールMaster、Blend、Level、Drive、Bass、Lo Mids、Hi Mids、Treble
スイッチAttack(Boost/Flat/Cut)、Grunt(3段階)、Lo Mids周波数切替、Hi Mids周波数切替、Cab Sim(オン/オフ)、グラウンドリフト
フットスイッチオーバードライブ専用フットスイッチ搭載
EQ4バンド、各±12dB(Bass 100Hz/Lo Mids 250Hz・500Hz・1kHz/Hi Mids 750Hz・1.5kHz・3kHz/Treble 5kHz)
入力端子1/4インチ モノラル(Input)、3.5mm ステレオ(Aux In)
出力端子1/4インチ(Output)、バランスXLR(Direct Output)、3.5mm ステレオ(ヘッドフォン)
USBMicro USB B(PC/Mac接続用)
入力インピーダンス1MΩ
出力インピーダンス1kΩ
電源9V DC 安定化電源アダプター(センターマイナス)
消費電流約120mA
サイズ幅125mm × 奥行96mm × 高さ57mm
重量430g

よくある質問

Aux Inにつないだ音は、XLR出力やアンプからも出ますか?

Aux Inの音はヘッドフォン出力でのみ聴ける仕様です。音量はペダル側では調整できないため、再生機器側で設定してください。接続する前に、再生機器の音量を下げておくのがおすすめです。

バイパス中にヘッドフォンの音量を変えるにはどうすればいいですか?

バイパス時はMasterでヘッドフォンの音量を変えられないため、Darkglass Suiteで全体の音量を調整します。感度の高いヘッドフォンではバイパス時の音が大きくなることがあるので、事前に調整しておきましょう。

XLR出力でキャビネットシミュレーションを使わないこともできますか?

Cab Simスイッチでオン/オフを切り替えられます。オフにするとデジタル回路を完全にバイパスするので、レイテンシーのない信号を送れます。

グラウンドリフトスイッチはどんなときに使いますか?

ダイレクト出力の信号グラウンドを切り離し、グラウンドループによるノイズを抑えるためのスイッチです。ノイズの少ない側を選んでください。1/4インチ出力には影響しません。

電源は何を使えばいいですか?

センターマイナスの安定化9V DCアダプターを使用します。消費電流は約120mAです。安定化されていない電源や高い電圧の電源は、ノイズの原因や本体の故障につながり、保証の対象外になるので避けてください。

まとめ

Microtubes B7K Ultra v2 with Aux Inは、Blend付きのオーバードライブ、Attack/Gruntスイッチ、6つのミッド周波数を選べる4バンドEQで、ベースの音作りを細かく追い込めるプリアンプです。キャビネットシミュレーションを切り替えられるXLRダイレクト出力はライブやレコーディングで、IRを通したヘッドフォン出力とAux Inは自宅での練習で頼りになります。

ステージからスタジオ、自宅まで、ひとつのペダルで同じ音作りを持ち運びたいベーシストにおすすめの1台です。

BRAND

Darkglass Electronics

ブランド情報・使用ボードを見る

MY COLLECTION BOX

このエフェクターのみんなの記録

このエフェクターについてのひとことや、登録しているユーザーを見ることができます。

このエフェクターをコレクションしているユーザー

所有中・過去に所有・欲しい・試奏したの登録状況をまとめています。

このエフェクターを買うならこちらのショップがおすすめです!
サウンドハウス サウンドハウス
サウンドハウスは、楽器やPA音響機器、DJ・DTM機材などを取り扱う通販サイトです。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

13歳よりエレキギターを始め、学生時代はバンド活動に明け暮れる。音響機器やPAの基礎を専門学校で学びつつ、18歳頃にアルバイトとして始めた大手楽器店にて楽器の買い取り業務を担当。約10年間にわたり音楽機材の買取査定、販売・リペアなどに携わり、数多くのエフェクターに触れる。楽器店退職後、2009年よりエフェクター専門サイト『EFFECTOR COLLECTION BOX』の運営をスタート。

目次