ロータリースピーカー「レスリー」の音を再現しようとして開発されながら、まったく別の個性を持つ揺らぎとしてロックの歴史に名を刻んだのが、日本のShin-Eiが生んだUni-Vibeです。ジミ・ヘンドリックスの「Machine Gun」や、ピンク・フロイドの「Breathe」で聴ける、ねっとりと絡みつくようなうねり。BEHRINGER 69 VIBEは、そのサウンドと機能をオールアナログ回路で再現したペダルです。
オリジナルと同じく、モードはコーラスとビブラートの2種類です。コーラスモードでは、原音に揺らぎが重なって渦を巻くようなトーンになり、ヘンドリックスを思わせるサイケデリックな響きが得られます。ビブラートモードでは音程そのものが上下に揺れ、サウンドに脈打つような動きが加わります。モードは専用のフットスイッチで切り替えられるので、曲の途中でも足元ですぐに持ち替えられます。
コントロールはSpeedとIntensityの2つだけ。揺れの速さと深さを、迷わず好みのところまで追い込めます。オリジナルのUni-Vibeはスピードを別体のフットコントローラーで操作する仕組みでしたが、69 VIBEは本体にSpeedノブを備えているため、ペダルボードに組み込んでそのまま使えます。エクスプレッションペダルを接続する端子も用意されていて、足元でスピードをなめらかに変化させる、オリジナルに近い操作も楽しめます。
接続順の自由度が高いのもうれしいところです。ファズの前段に置く、ファズの後ろから歪ませたアンプへつなぐ、オーバードライブやディストーションの後段に置く、とさまざまな組み合わせに対応します。なかでもファズの後ろからドライブさせたアンプへ送る組み合わせは、ヘンドリックスの定番のセッティングです。ギターのボリューム操作にもよくなじみ、揺らぎを前に出したい場面でしっかり存在感を発揮します。
筐体は金属製で、ライブでの踏み込みにも耐える頑丈なつくりです。トゥルーバイパス仕様なので、オフのときは原音に影響を与えません。電源は9V電池か、別売のBEHRINGER PSU-SBに対応しています。60年代末のロックを象徴する揺らぎを、手の届く価格で足元に置ける一台です。
BRAND
BEHRINGER
このエフェクターのみんなの記録
このエフェクターについてのひとことや、登録しているユーザーを見ることができます。

