思い描いたサウンドをそのまま映し出す白いキャンバス”がモチーフのパッシブ・ダイレクトボックス(DI)/ラインアイソレーター。
Canvas Stereoはパッシブのライン・アイソレーター(LI)およびダイレクト・インジェクション(DI)デバイスで、アンバランス信号をバランス信号に変換し、FOHのレコーディングインターフェースやミキサーへ伝達します。ACS1のような”Amp in a box”を使用してアコースティックギターやベースギターを直接ミキサーやインターフェースへ出力する場合、Canvas Stereoはあなたの新しい武器となるでしょう。
主な特徴
Direct Injection Mode
アンバランス信号でハイインピーダンスソース(1,000Ω以上。エレキギターやベース等)を接続する場合はDIモードを使用します。信号は-20dB(PADを使用時は-35dB)減少し、XLR出力に接続されたトランスを介してバランス信号に変換されます。ミキサーやプリアンプのゲインで、信号をラインレベルまで上げます。
Line Isolator Mode
アンバランス信号でローインピーダンス(1,000Ω以下)のソース(ACS1などのアンプ+キャビネットシミュレーター、シンセサイザー等)の接続には、LIモードを使用します。 信号はフルボリュームのまま、XLR出力に接続されたトランスを介してバランス信号に変換されます。必要なプリアンプゲインは少なくなります。
FEATURE
・フラットな周波数特性(20Hz?20kHz)。
・SUMスイッチ:オフ(押していない状態)にするとLとRの入力がそれぞれスルーチャンネルに繋がり、オンにするとスルージャックを結合し、いずれかのスルージャックを使用して出力できるようになります。
・PADスイッチ:歪みを最小限に抑えるために、ホット信号を低減する-15dB入力パッド(D.I.モードのみ)を有効にします。
・D.I./L.Iスイッチ:DI(ダイレクト・インジェクション)モードとLI(ライン・アイソレーター)モードのいずれかを選択します。
・GND Lift:XLRのGNDピンを分離して、ハムノイズが発生した場合に除去することができます。