BOSS IR-200は、クラシックな真空管アンプを再現したトーンからBOSSのMDP技術を採用したハイ・エンドなオリジナル・アンプまで、豊富なプリアンプを搭載し、内蔵の多彩なキャビネットIR(インパルス・レスポンス)と組み合わせることで、ダイナミックでレスポンスに優れた最高のアンプ・サウンドを実現します。
作成したサウンドは128個まで保存が可能。本体には150を超えるBOSS、Celestion DigitalのキャビネットIRデータを搭載し、さらに外部のIRデータを128個まで追加保存できるため、幅広いサウンド・メイキングに対応できます。
IR-200をペダルボードに組み込めば、ライブや練習、レコーディング、あらゆる出力環境において、常に自分の狙い通りのサウンドで臨むことが可能です。高い拡張性を備えたIR-200は、モジュレーション、ディレイ、リバーブなど、ステレオ対応のペダルともスムーズに統合可能。
作り上げた自分だけのトーンは、ステージ・アンプ、PA、PCのDAWソフトやヘッドホン、あるいはその全てに同時に出力が可能です。
「BOSS IR-200」ってどんなエフェクター?
●クラス最高峰の32bit AD/DA、32bit浮動小数点処理、および 96 kHz サンプリング・レート処理
●32bit浮動小数点/96kHzステレオ500msまでの外部IRデータを128個スロットに保存可能
●144のBOSSオリジナル、10のCelestion DigitalキャビネットIRデータを内蔵
●2基のカスタムDSPにより、最高峰の再現性でIR特性を反映
●8タイプのギター、3タイプのベース・プリアンプを搭載し、幅広いスタイルをカバー
●1つのメモリーにつき、ステレオIRもしくは2つのモノラルIRデータを使用可能
●ユーザー設定を最大128個まで保存可能
●メモリーEQとグローバルEQを2つずつ搭載。それぞれパラメトリック、もしくはグラフィック・タイプから選択可能
●アンビエンスは、Room、Studio、Hallの3タイプを搭載
●LCDディスプレイによる、優れたユーザー・インターフェイス
●キャビネット・シミュレートの前段、またはEQの後段に配置可能なモノラルSEND端子とステレオRETURN端子
●キャビネットIRの追加、メモリーのバックアップが可能な専用IRローダー・ソフトウェア
●MacとWindows、iOSデバイス上のソフトウェアで録音、再生に対応したUSBオーディオ・インターフェイス機能
●外部フットスイッチ、エクスプレッション・ペダル、およびTRS MIDIによるコントロールに対応
超高解像度のステレオ・キャビネットIRデータ
IR-200 は2 基の強力なカスタム DSPを搭載し、IRデータをクラス最高峰の再現性で反映。現在一般的に流通している24bitリニア/96kHz 200msのIRデータは勿論、今後を見据えた32bit 浮動小数点/96 kHzのモノラルおよびステレオ、低域のナチュラルなレスポンスを再現する500msまでのIRデータをサポート。
本体には多彩なキャビネットとマイクの組み合わせを網羅した144のBOSSオリジナルと、10のCelestion Digital IRデータを内蔵しています。Mac OS/Windows対応の専用アプリIR-200 IR Loader使用すれば、お持ちのIRデータを、ステレオで64個、モノラルで 128 個まで本体に追加することが可能です。
プレミアムなギター/ベース・アンプ
IR-200内蔵のプリアンプは、躍動感のあるダイナミックな表現力を備え、オーバードライブ等のペダルでブーストした際の反応も極めて自然です。ギター・アンプは、Aクラスのクラシックなクリーン、ツイード、ヴィンテージから、モダンなハイゲインまで合計8タイプから選択可能。
ベース・アンプはクリーンからドライブ系まで、パンチのあるサウンドの3タイプを搭載しています。各アンプのトーンは、GAIN、LOW、MID、HIGHのコントロール・ノブにより、個別に調節可能。ハイゲイン・セッティングの際のノイズも、内蔵のノイズ・サプレッサーでコントロールすることができます。
また、アンプ・セクションを完全にバイパスすれば、お手持ちのプリアンプや、ロードボックスとアンプのセットアップに使用し、IR-200の高品位なIRデータのみを使用することも可能です。
こだわりのサウンド・メイクも
多彩なサウンド・エディット機能に、最大128個まで保存可能なメモリーを備えたIR-200は、どんなシチュエーションでも最適なサウンドを実現できます。演奏スタイルに応じたプリアンプの切り替えや、2つのパラメトリック/グラフィックEQを駆使した音質の微調節が可能。
3タイプから選べるアンビエンス・エフェクトを付加すれば、立体的なサウンドを実現します。2つまで同時使用可能なIRデータにより、異なるトーンのブレンドや、広がりのあるステレオ・サウンドの構築も行えます。
SEND/RETURN端子も備えているため、空間系ステレオ・エフェクトを理想的な位置に接続可能。直列/並列接続の切り替えだけでなく、ルーティングをキャビネットIRの前段、後段から選択可能です。
さらにルーティング最終段では、2つのグローバルEQによる調節が行えます。
ステージ機材の中核として
IR-200の高い操作性と拡張性は、優れたステージ・パフォーマンスを約束します。常にステージに合ったサウンドが得られるよう、各種ノブで直観的かつ簡単に微調節が可能。
柔軟なルーティング設定により、ステージ・アンプとPAへ、異なるサウンドを個別に出力することもできます。パフォーマンス中には、2つの本体フットスイッチによるメモリーの切り替えはもちろん、外部フットスイッチ/EXPペダルを追加すれば、豊富な機能をアサイン可能です。
MIDIコントロールにも対応し、他のMIDI対応ペダルや、ES-8、ES-5等スイッチャーと組み合わせることもできます。
レコーディングやライブストリーミングでも真価を発揮
IR-200のMicro USB端子は、高品位なオーディオ・インターフェイスとしても機能し、DAWへのレコーディングやライブ配信のツールとして活躍します。
iOSデバイスとの接続では、ベーシックなステレオ再生と録音機能が使用可能。Mac/Windowsではリアンプにも対応し、あらかじめDAWでレコーディングした演奏データを再生しながら、IR-200を搭載したペダルボードでサウンドの調節ができます。
また、SNSをはじめとするオンライン上のあらゆるストリーミング・プラットフォームでも、自身のペダルボードを活かした納得のいくパフォーマンスを実現します。
自宅での練習を充実させる便利な機能
IR-200のヘッドホン端子を用いれば、レコーディング、ステージ上でのモニタリングはもちろん、ペダルボードを用いてそのまま練習が可能です。
ヘッドホン端子専用のSurround機能をオンにすれば、立体的で広がりのあるステレオ・サウンドが、プレイヤーに没入感をもたらします。また、スマートフォンやミキサー等のオーディオ・デバイスから楽曲やバッキング・サウンドをストリーミング再生することができるAUX IN端子も装備しています。