QUICK GUIDE
最大100Wの真空管アンプを受け止めるTwo notesのリアクティブ・ロードボックス(16Ω仕様)。3段階のアッテネーター、32種類のDynIRキャビネット、IRローダーに加え、ロード特性を調整できるVirtual Load Shaperを新たに搭載しています。
- ブランド
- TWO NOTES
- 種類
- ロードボックス
- 対応楽器
- ギター用・ベース用
真空管アンプを気持ちよく鳴る音量まで上げたいのに、家でもステージでもそうはいかない。重いキャビネットを運ぶのも、毎回のマイキングに悩むのもつらい。Two notesのTorpedo Captor X+は、そうした悩みをまとめて引き受けるリアクティブ・ロードボックスです。3段階のアッテネーター、32種類のDynIRバーチャル・キャビネット、IRローダーを1台に収め、新たにVirtual Load Shaperでロードの特性そのものを作り込めるようになりました。この記事は16Ω仕様のモデルです。
Captor Xから何が変わったのか
Captor X+は、デジタル・ロードボックスで知られるTwo notesのCaptorシリーズの新しいモデルです。前作のTorpedo Captor Xから受け継いだロードボックス、アッテネーター、DynIRバーチャル・キャビネットに加えて、2つの新機能を備えています。
ひとつはVirtual Load Shaper。ロードボックスが受け持つインピーダンス・カーブを調整し、アンプの反応そのものを変えられる機能です。用意されたプリセットやカスタム・プロファイルで、温かみを足す、低域を引き締める、アタックを強調するといった方向に音を寄せられます。もうひとつはTrue StereoのDynIRエンジンで、マイクや静的なIRをステレオの音場のどこに置くかまで細かく決められます。
- 最大100W RMSまでのアンプを受けるリアクティブ・ロードボックス(8Ω/16Ωの2モデル)
- Home(−38dB)、Club(−20dB)、Stadium(0dB)の3段階アッテネーター
- 新機能Virtual Load Shaperで、ロードのインピーダンス・カーブを調整
- 32種類のDynIRキャビネット(各8本のマイク、13種類のルーム)とIRローダー、True Stereo対応
- プリセットは128、本体から6つを直接呼び出し可能
- XLRステレオ出力、ヘッドフォン出力、スピーカー出力をすべて同時に使える
3段階のアッテネーターで、アンプの美味しいところを
スピーカー出力にはアッテネーターがあり、Home(−38dB)、Club(−20dB)、Stadium(0dB)の3段階で音量を下げられます。パワーアンプを気持ちよく歪む位置まで上げたまま、キャビネットから出る音量だけを部屋や会場に合わせられます。
キャビネットを鳴らさずに、ロードボックスとDynIRだけで完全に無音で使うこともできます。ヘッドフォン出力を使えば、100Wのアンプを夜中に思い切り鳴らす、という使い方も現実的になります。
DynIRとIRローダーで、マイキングまで作り込む
DSPで動くDynIRエンジンには、厳選された32種類のバーチャル・キャビネットが入っています。それぞれに8本のマイクと13種類のルームが用意され、マイクの位置まで含めて音を追い込めます。手持ちのIRを読み込む静的IRローダーとしても使えます。
プリセットは128まで保存でき、そのうち6つは本体から直接呼び出せます。細かな編集は、スマートフォンやタブレットのTorpedo Wireless Remoteアプリ、またはパソコンのTorpedo Remoteで行います。キャビネットの入れ替えなど一部の編集にはパソコンとのUSB接続が必要です。
つなぎ方の注意
Captor X+には、パワーアンプのスピーカー出力のような大きな信号を入力します。プリアンプの出力のような小さな信号では動かず、つなぎ方を誤ると本体を傷める可能性があります。
FRFRスピーカーにつなぐ場合はXLR出力を使います。スピーカー出力は、通常のギター/ベース用キャビネットのためのものです。XLR、ヘッドフォン、スピーカーの各出力は同時に独立して使えるので、アッテネートしたキャビネットを鳴らしながら、処理済みの音をXLRでDAWに送る、といった使い方もできます。
アンプの出力インピーダンスに合わせて、8Ω仕様と16Ω仕様から選んでください。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類 | リアクティブ・ロードボックス/アッテネーター/バーチャル・キャビネット/IRローダー |
| インピーダンス | 16Ω(8Ω仕様もあり) |
| 最大許容入力 | 100W RMS |
| アッテネーション | −38dB、−20dB、0dB |
| 入出力 | スピーカー入力・出力(1/4″ TS)、ヘッドフォン(1/4″ TRS)、L/R出力(XLRバランス、最大+15dBu、600Ω)、MIDI入力(1/8″ TRS、MIDI変換ケーブル付属)、USB-C |
| デジタル | 24bit/96kHz、帯域30Hz〜19kHz(−1dB)、S/N比95dB以上、最小レイテンシー1.27ms |
| 電源 | DC 12V/2A(センターマイナス、2.1×5.5mm)、アダプター付属 |
| サイズ・重量 | 12.8×17.5×6.4cm(端子・つまみ含む)、1,300g |
よくある質問
- プリアンプの出力につなげますか?
-
つなげません。パワーアンプの出力のような大きな信号が必要で、小さな信号では動作せず、本体を傷めるおそれがあります。
- 8Ωと16Ωはどう選べばいいですか?
-
使うアンプの出力インピーダンスに合わせて選びます。
- パソコンがなくても使えますか?
-
本体だけで使えます。キャビネットの入れ替えなど一部の深い編集には、パソコンとのUSB接続が必要です。
- FRFRスピーカーで鳴らせますか?
-
XLR出力からつなげます。スピーカー出力は通常のギター/ベース用キャビネット向けです。
アンプを鳴らしきる場所を、どこにでも
Captor X+は、真空管アンプのおいしいところを、音量や環境に縛られずに引き出すための1台です。前作で定評のあったロードボックスとDynIRに、ロード特性を作り込めるVirtual Load Shaperが加わり、ライブでもレコーディングでも自宅でも、同じアンプから狙った音を取り出しやすくなっています。
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