QUICK GUIDE
60年代後期に登場した”スーパーファズ”へのリスペクトから生まれたファズペダル。ミッドスクープ回路を可変ポットへ変更し、より細かいニュアンスでサウンドメイクが可能です。
- ブランド
- Electric Town Exit
- 種類
- ファズ
- 対応楽器
- ギター用
ジャリッとした粗さと、中域がえぐれた独特の歪み。60年代後期のファズにしか出せないあのサウンドに惹かれつつ、もう少し細かく音を追い込めたら、と思ったことはありませんか。東京・高円寺のElectric Town Exitが手がけるSUPER PORTIOONE(スーパー・ポーションワン)は、60年代後期に登場した「スーパーファズ」へのリスペクトから生まれたファズペダルです。オリジナルでは2段階の切り替えだったミッドスクープを可変式のつまみに置き換え、えぐれ具合を無段階で調整できるようにしています。
SUPER PORTIOONEとは
Electric Town Exitは、高円寺の自社工房で1台ずつ手作りされている日本のエフェクターブランドです。これまでにNIHIL DRIVEやANGRY CAT、UNKNOWN BOX 072、HIZAKI氏のシグネチャーモデルParfum de Roseなどの歪みペダルを送り出してきました。
SUPER PORTIOONEは、同ブランド初のファズとして登場したモデルです。60年代後期に登場したスーパーファズの持ち味を下敷きにしながら、現代のプレイヤーに向けて操作性を見直しています。国内ではキクタニミュージックが取り扱っています。
2段階スイッチから可変ポットへ:MidScoop
オリジナルのスーパーファズは、ミッドスクープ(中域のえぐれ)を2段階のスイッチで切り替える仕組みでした。SUPER PORTIOONEではこれを可変ポットに変更し、中域をどのくらい削るかを連続的に調整できるようにしています。
中域を大きく削れば、ファズらしい荒々しさとドンシャリ気味の迫力が前に出ます。逆に削る量を控えめにすれば、バンドの中でも埋もれにくい芯のある音になります。2択ではなく「その中間」を選べるのが、このモデルならではのポイントです。
コントロール
つまみは3つで、左からVolume、MidScoop、Fuzzの順に並んでいます。
- Volume:出力音量
- MidScoop:中域のえぐれ具合(可変)
- Fuzz:歪みの量
- 60年代後期のスーパーファズへのリスペクトから生まれたファズ
- オリジナルの2段階ミッドスクープ・スイッチを可変ポットに変更
- Volume/MidScoop/Fuzzの3ノブ構成
- DC9V(2.1mm センターマイナス)で駆動。電池は使用不可
- 高円寺の工房でハンドメイド
音作りのヒント
まずはMidScoopを中ほどにし、Fuzzを上げてVolumeでバイパス音とのバランスを合わせてみてください。そこからMidScoopを回して、中域の削り具合を好みに寄せていくと探りやすいはずです。
リフやコードで迫力を出したいときは中域を深めに削り、ソロで前に出したいときは削る量を減らす、といった使い分けもできます。アンプ側の中域の出方によっても聞こえ方が変わるので、手持ちのアンプに合わせて調整するのがおすすめです。
向いている人・ほかの機材が合う人
60年代後期のファズサウンドが好きで、オリジナルの2択では物足りなかった人、中域の量を曲や会場に合わせて細かく変えたい人に向いています。ルックスにもこだわるブランドなので、見た目も含めてボードの主役にしたい人にも合うでしょう。
一方で、電池が使えないためパワーサプライでの運用が前提です。サイズもスイッチの突起を含めて119.5×94×59mmとやや大きめなので、小型のボードに組む場合はスペースを確認してください。もう少し扱いやすい歪みを探しているなら、同ブランドのNIHIL DRIVEのようなオーバードライブも比べてみてください。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類 | ファズ |
| コントロール | Volume、MidScoop、Fuzz |
| 電源 | DC9V(φ2.1mm センターマイナス)、電池使用不可 |
| サイズ(D×W×H) | 119.5×94×59mm(スイッチの突起含む) |
| 重量 | 340g |
| パッケージサイズ | 140×102×72mm |
| 生産 | 日本(東京・高円寺の工房でハンドメイド) |
よくある質問
- SUPER PORTIOONEはどんなファズですか?
-
60年代後期に登場したスーパーファズへのリスペクトから生まれたファズです。オリジナルの2段階のミッドスクープを可変ポットに変え、中域のえぐれ具合を無段階で調整できます。
- MidScoopつまみでは何が変わりますか?
-
中域をどのくらい削るかが変わります。深く削ると荒々しくドンシャリ気味に、浅くすると芯のある音になります。
- 電池で使えますか?
-
電池は使えません。DC9V(2.1mm センターマイナス)のアダプターやパワーサプライで給電します。
- サイズはどのくらいですか?
-
スイッチの突起を含めて119.5×94×59mm、重量は340gです。
- 国内の取り扱いは?
-
キクタニミュージックが国内で取り扱っています。
SUPER PORTIOONEで中域を自在に操る
SUPER PORTIOONEは、60年代後期のスーパーファズの持ち味を受け継ぎながら、ミッドスクープを可変式にしたことで音作りの幅を広げたファズです。3つのつまみだけで、荒々しい壁のような音から、バンドで抜ける芯のある音まで行き来できます。
あの時代のファズの質感が好きで、もう一歩踏み込んだ調整がしたい人は、SUPER PORTIOONEで自分だけの中域のバランスを探してみてはいかがでしょうか。
BRAND
Electric Town Exit
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