QUICK GUIDE
ヴィンテージのミキシングコンソールから着想を得た、Mad Professorのハンドワイヤード・ゲルマニウム・ファズ。トランス回路でバッファーの後ろに置いてもタッチへの反応を保ち、BASS/TREBLEのシェルビングEQでベースにも対応します。
- ブランド
- MAD PROFESSOR
- 種類
- ファズ
- 対応楽器
- ギター用・ベース用
Mad ProfessorのMilestone Fuzzは、ヴィンテージのミキシングコンソールから着想を得たゲルマニウム・ファズです。録音機材の故障から生まれた最初期のファズサウンドを、いまのペダルボードで使いやすい形に作り直しています。フィンランドで手作業で組み上げるハンドワイヤード・シリーズの1台で、2026年に登場した新製品です。
ミキシングコンソール由来の「最初のファズ」を現代のボードへ
レコードに残る最初期のファズサウンドは、1961年のマーティ・ロビンス「Don’t Worry」の録音で、ミキシングコンソールの故障によって歪んだベースの音です。Milestoneはその初期のファズのざらついた質感をテーマにしたペダルで、ピッキングの強さに反応するダイナミックで弾き手のタッチに敏感な歪みが特徴です。
ファズの中には、前段にバッファーやほかのペダルが入るとギターのボリュームやピッキングへの反応が変わってしまうものがあります。Milestoneはトランス(変圧器)を使った回路を採用し、バッファーやほかのペダルの後ろに置いてもファズのキャラクターやタッチへの反応を損なわないように作られています。
ほかのペダルと重ねやすい設計
Milestoneは「ほかのペダルと重ねて使うこと」を前提に設計されています。チューナーやバッファー内蔵のペダルの後ろにも置けるので、ボード内の配置の自由度が高いファズです。オーバードライブやブースターとの組み合わせや、空間系の後ろにファズを置くような変則的な接続順も試しやすくなっています。
入力インピーダンスは450kΩで、ギターを直接つないだときにも、前段にペダルがあるときにも扱いやすい値です。
コントロール
| つまみ | 役割 |
|---|---|
| VOLUME | 全体の出力レベル |
| FUZZ | 歪みの量(ゲイン) |
| BASS | 低域を持ち上げ・削るシェルビングEQ |
| TREBLE | 高域を持ち上げ・削るシェルビングEQ |
BASSとTREBLEはどちらもブースト/カットができるシェルビングタイプです。アンプや楽器に合わせて音域を整えられるので、ギターだけでなくベースにも使えます。ベースで使う場合はBASSで低域の量を確保し、TREBLEでざらつきの量を決めるとバランスを取りやすくなります。
スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 回路 | ゲルマニウム・ファズ(トランス使用) |
| 入力インピーダンス | 450kΩ |
| 出力インピーダンス | 24kΩ |
| 電源 | DC9V(センターマイナス、2.1mmプラグ)。逆極性保護付き |
| 消費電流 | 約8mA(9V時) |
| バイパス | トゥルーバイパス |
| 製造 | フィンランドでのハンドメイド(ハンドワイヤード) |
| 保証 | ハンドワイヤード製品の限定生涯保証 |
電源電圧の範囲は9Vのみです。18Vなどの昇圧はせず、9Vのアダプターで使います。
デモ動画
よくある質問
- バッファーの後ろに置いても大丈夫ですか?
-
大丈夫です。トランスを使った回路で、バッファーやほかのペダルの後ろに置いてもファズのキャラクターやタッチへの反応が変わらないように設計されています。
- ベースにも使えますか?
-
使えます。BASSとTREBLEのシェルビングEQで、楽器に合わせて音域を調整できます。
- 電源は何を使えばいいですか?
-
DC9Vのアダプター(センターマイナス、2.1mmプラグ)を使います。消費電流は約8mAです。
- Mad Professorのほかのファズとの違いは?
-
同社にはFire Red Fuzzもあります。Milestoneはゲルマニウムとトランス回路による初期ファズの質感と、ほかのペダルと重ねやすい設計を重視したハンドワイヤードのモデルです。
BRAND
MAD PROFESSOR
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