そのトーンに、伝説の『色彩』を。Heritage Audioが放つ、至高のパッシブDI。
ヨーロッパの血統を受け継ぐ高品位パッシブDI
プロオーディオの世界で「Neve系」サウンドの再現に定評のあるHeritage Audio。その高度な技術とサウンドフィロソフィーを凝縮し、手の届く価格帯で実現したのがこの『P DI One』です。
単なる「インピーダンス変換機」として扱われがちなDIボックスですが、本機は通すだけでサウンドに音楽的な艶を与える「楽器」のような存在。特にシンセサイザーやアクティブベースを使用するミュージシャンにとって、宅録クオリティを一気に引き上げる重要なピースとなります。
主な特徴とサウンドの魅力
信号を磨き上げるニッケルコア・トランスフォーマー
P DI Oneの心臓部には、Heritage Audioが独自に設計したニッケルコア仕様のカスタム・トランスフォーマーが搭載されています。安価なDIで生じがちな「音痩せ」や「帯域の欠損」とは無縁の世界です。
そのサウンドは、過度な色付けをするのではなく、「極めてクリアで、位相のズレがない」のが特徴。デジタルの冷たさを取り除き、アナログ特有の「実在感」や「滑らかさ」を信号に付加します。レコーディングにおいて、プラグインのEQで処理する前にこのDIを通すことで、ミックスの馴染みが格段に良くなる感覚を得られるでしょう。
アクティブ楽器との至高のマッチング
本機は電源を必要としないパッシブ設計です。一般的にパッシブDIは、出力の大きい楽器と非常に相性が良いとされています。
- アクティブベース・ギター: プリアンプ内蔵の楽器が持つ高出力を余裕を持って受け止め、トランスによる自然なコンプレッション感で暴れる帯域を整えます。
- シンセサイザー・キーボード: ライン出力の電子楽器をオーディオインターフェースのマイクプリに接続する際、P DI Oneを経由することで、デジタルの角が取れた有機的なサウンドへ昇華させます。
使用感と実用性
ステージトラブルを回避する堅牢な設計
筐体は分厚いスチールシャーシで覆われており、ライブハウスの過酷な環境でも安心して足元に置ける戦車級の堅牢性を誇ります。ブルーグレーのクラシックな塗装は、スタジオのデスク上でも抜群の存在感を放ちます。
シンプルながらプロ仕様の機能
機能面は非常にシンプルですが、現場で必須となる機能は網羅されています。
- -15dB PADスイッチ: シンセサイザーなどの高出力ソースを入力しても歪まないよう、レベルを適切に減衰させることが可能です。
- Ground Liftスイッチ: 異なる電源環境で発生しやすい「ブーン」というハムノイズを、スイッチ一つで解消できます。
- Thru端子: 入力した信号をそのままベースアンプなどに送るためのパラレルアウトも装備しています。
宅録環境をワンランクアップさせる魔法の小箱
Heritage Audio / P DI Oneは、ただ音をPCに取り込むための道具ではありません。「良い音で録る」というレコーディングの基本を、最もシンプルな形で実現してくれるツールです。
特に「ライン録りの音が細い」「プラグインの音が馴染まない」と悩んでいるクリエイターにとって、最初の解決策となる一台。ハイエンド・ブランドの入り口として、自信を持っておすすめできるDIボックスです。



