伝説のトーンを、ボードの最小スペースで。完全アナログ回路が描き出す、至高のダンブル・サウンド。
伝説をボードに収める。完全アナログの「0ワット・アンプ」DUMBLIFIER
もしあなたが、伝説と謳われる「Dumble Overdrive Special(ODS)」のサウンドを追い求めているなら、このペダルは探求の旅の「終着点」になるかもしれません。
チリの技術者集団DSM & Humboldt Electronicsが放つ『DUMBLIFIER』は、単なるドライブペダルでも、デジタルプロセッサーでもありません。メーカー自身が「Zero Watt Amplifier(0ワット・アンプ)」と定義するように、プリアンプからパワーアンプの挙動、そしてキャビネットの鳴りに至るまでを、完全アナログ回路で再現したアンプ代替システムです。
ボードの最後段に置くだけで、憧れのブティックアンプ・サウンドが手に入る。その実力と魅力を深掘りします。
デジタルでは到達できない「弾き心地」への執念
ピッキングに吸い付く「Bloom」感とレスポンス
近年はデジタルモデリング技術も飛躍的に向上しましたが、多くのギタリストが「アナログ」にこだわる理由があります。それは「Touch & Feel(弾き心地)」です。
DUMBLIFIERの最大の特長は、ODSサウンドの肝である、音が咲くような感覚=「Bloom(ブルーム)」を見事に再現している点です。弱く弾けばガラスのように透き通ったクリーン、強く弾けば粘りのあるドライブへとシームレスに変化するその挙動は、まさに真空管アンプそのもの。デジタルのレイテンシー(遅延)や変換処理が一切介在しないため、指先のニュアンスがダイレクトに音になります。
実機を彷彿とさせるEQとボイシング・スイッチ
コントロール系もODSの実機をリスペクトしつつ、実用的に仕上げられています。
- 3バンドEQ:アンプライクに効くTreble, Middle, Bass。
- Rock / Jazz スイッチ:ゲイン構造とボイシングを切り替え、鋭いロックサウンドからメロウなジャズトーンまでカバー。
- Bright / Mid Boost スイッチ:高域のきらめきを足すBright、中域の押し出し感を強調するMid Boostで、アンサンブル内での抜けを調整可能。
これらを駆使することで、「あのアーティストの、あの音」へ直感的にアクセス可能です。
ライブも宅録もこれ1台。プロ仕様の拡張機能
DUMBLIFIERは、Simplifierシリーズで培った「これ1台で完結する」高い機能性を継承しています。
3種のスピーカー×3種のキャビを選ぶ「OmniCabSim」
アナログ・キャビネット・シミュレーターの名機「OmniCabSim」の技術を内蔵しており、サウンドメイクの幅は無限大です。
- スピーカーユニット選択:
- G12M (Greenback系):ミッドレンジに特徴があるクラシックなロックサウンド。
- G12H (Creamback系):スムースかつリッチで、バランスの取れたトーン。
- EV12L (Electro-Voice系):広いレンジとクリアな解像度を持ち、SRVスタイルのサウンドに最適。
- キャビネット選択:1×12(コンボ)、2×12、4×12(スタック)の箱鳴り感を選択可能。
ステレオリバーブ&XLRアウトが生む極上のラインサウンド
最終的な出力には高品位なステレオ・リバーブを搭載。さらにプロ仕様のXLRバランスアウトを備えているため、ライブではPAへ、自宅ではオーディオインターフェースへ、最高品質のライン信号を送ることができます。
Aux Inやヘッドフォンアウトも完備しており、夜間の練習から本番のステージまで、機材のセットアップを変えることなく「いつもの最高の音」を持ち運べます。
所有欲を満たす、アンプヘッドさながらのルックス
機能面もさることながら、そのルックスも特筆すべき点です。シルバーの筐体に、オレンジのジュエルランプ、そして両サイドにあしらわれた木製パネル。ミニチュアのアンプヘッドのような佇まいは高級感に溢れ、ペダルボードに組み込んだ際の満足感は計り知れません。
「憧れのトーン」を現実にする、最強のボード完結ソリューション
DUMBLIFIERは、入手困難なヴィンテージアンプのサウンドを、現実的なサイズと価格で、しかも「アナログの弾き心地」を損なわずに提供してくれる稀有な機材です。
アンプの持ち運びに疲れた方、デジタルの弾き心地に馴染めない方、そして何より「極上のクリーンドライブ」を愛するすべてのギタリストへ。あなたのボードシステムを完成させる最後のピースとして、これ以上の選択肢はないでしょう。