プロ・スタジオを、ギグバッグのポケットに。AIRDサウンドが導く、ベース・トーンの新たな到達点。
ベース用マルチエフェクターの「新常識」を定義する一台
2026年1月24日、ベーシストの機材選びにおける「常識」が覆されました。BOSSから発売された「GX-1B」は、単なる小型マルチではありません。
これまで「持ち運び用だから」と妥協していたサウンドクオリティを、ハイエンド機と同等のレベルまで引き上げつつ、ギグバッグのポケットに収まるサイズ感を実現。税込3万円台というプライスも含め、まさに「次世代のスタンダード」と呼ぶにふさわしい完成度です。
この小さな巨人がなぜプロ・アマ問わず注目されているのか、その実力を徹底解剖します。
なぜ GX-1B なのか? 3つの決定的な進化ポイント
クラスを超えたサウンドクオリティ。「AIRD」が描くリアルなアンプ挙動
GX-1Bの核心は、上位機種GX-100やGT-1000譲りの「AIRD(Augmented Impulse Response Dynamics)」テクノロジーにあります。
従来のこのクラスのマルチ(COSM技術など)では、どうしても「ライン臭さ」や「コンプ感の不自然さ」が否めませんでした。しかし、GX-1Bに搭載された16種類のAIRDベース・プリアンプは、チューブアンプ特有の粘りや、ピッキングの強弱に対する「Sag(電源のへたり感)」までを生々しく再現します。
- 32bit浮動小数点演算:音が減衰する際の微細なノイズや、スラップ時の強烈なアタックも、デジタルの粗さを感じさせず滑らかに出力。
- ベース専用チューニング:ローBの重低音でも輪郭が崩れず、アンサンブルで「埋もれない」太い音を実現。
直感操作の極み。高解像度ディスプレイ&新機能「GEAR SUITE」
「マルチは操作が難しそう」というイメージも、GX-1Bが過去のものにしました。視認性の高いカラー・ディスプレイを搭載し、現在の設定状況が一目瞭然です。
さらに特筆すべきは、新機能「GEAR SUITE」です。
- 直感的な音作り:「もっと歪みを」「もっと太く」といった感覚的な要望に対し、複雑なパラメーターを弄ることなく、ノブ操作だけで最適なポイントへアクセス可能。
- ジャンル別プリセット:モダンなジェント系から、温かみのあるモータウン・スタイルまで、即戦力のプリセットが充実。
リハスタもDAWもこれ1台。圧倒的な「機動力」と「接続性」
どれほど良い音でも、持ち運べなければ意味がありません。GX-1Bは、プロスペックを詰め込みながら重量わずか1.2kg。
- 3電源方式:単3電池4本、ACアダプター、そしてUSBバスパワーに対応。
- カフェで練習:電池駆動+ヘッドホンで、場所を選ばずスタジオクオリティの練習が可能。
- PC直結:USBオーディオインターフェイス機能を内蔵。自宅で作り込んだ音をそのままDAWへレコーディングできます。
実戦での使用感を徹底分析
エフェクト・チェインの柔軟性
GX-1Bは、コンパクトな筐体ながらエフェクトの接続順を自由に変更可能です。コンプレッサーをプリアンプの前段にかけるか、後段にかけるかといった、こだわりのルーティングも思いのまま。
ベース用にチューニングされた100種類以上のエフェクト(コーラス、フランジャー、シンセベース等)は、飛び道具としてだけでなく、楽曲に彩りを加える実用的なクオリティを誇ります。
自宅練習を変える便利機能
Bluetooth Audio MIDI Dual Adaptor(別売)を接続すれば、スマートフォンから楽曲を再生しながらのセッションが可能。YouTubeの教則動画に合わせて、プロと同じようなサウンドで練習することで、上達のスピードも格段に上がります。
BOSS GX-1B はこんなベーシストにおすすめ
- 重いエフェクターボードに疲れたプロ・セミプロ:サブ機として、あるいは小規模なライブのメイン機として。
- 宅録を始めたい学生・初心者:オーディオインターフェイスを買わずに、これ1台で高音質レコーディングが可能。
- 様々なジャンルを演奏するセッションマン:現場ごとにアンプを持ち込むことなく、安定した「自分の音」を出力したい方。
ポケットに入る「プロ・スタジオ」を手に入れろ
BOSS GX-1Bは、サイズ、価格、そしてサウンドの全てにおいて妥協のない一台です。
「良い音」を手軽に持ち運び、どこでも最高のパフォーマンスを発揮する。現代のベーシストが必要としていた答えが、ここにあります。ぜひ一度、その驚くべきサウンドと軽さを体験してみてください。



