AMT レジェンドアンプ2(以下LA2)は、伝説的な真空管ギターアンプのサウンドを、ペダルサイズに詰め込んだプリアンプ/オーバードライブ。
何れのモデルもコンパクトながら、チューブアンプのエミュレーションにでは楽器業界随一の技術と経験を誇るAMTならではの、リアルなサウンドを出力します。
K-2は故D・ダレルが愛用し、ハイゲインギターアンプに新時代をもたらしたと称されるKrankのドライブサウンドを再現した1台です。ローはあくまでも分厚く、ハイはあくまでも鋭く、濃密かつセンシティヴに歪ませます。
LA2の特筆すべき機能の第一は、 “Drive”/ “Preamp” “Cab.Sim.”という3系統の独立アウトプットを装備していること。
“Drive”は、ギターアンプのクリーンチャンネルへ。”Preamp”は、ギター用パワーアンプへ。”Cab.Sim.”はキャビネットエミュレーターを装備し、ミキサーやオーディオインターフェースへ、それぞれ出力するための端子です。
各々のアウトプットは相互に干渉せず、チャンネルスプリッター的に同時使用が可能です。
“Preamp”及び”Cab.Sim.” アウトを使用した際には、LA2はクリーンとオーバードライブ、2つのチャンネルを持ったプリアンプとして機能します。
エフェクトOFF時には、EQとドライブチャンネルがバイパスされ、1ボリュームのクリーンチャンネルを持ったプリアンプとして機能。
クリーンチャンネルのサウンドキャラクターは、全機種共通です。
“CL.Boost”スイッチによりミッド~ハイとローのトーンバランスを切り替え可能です。
そしてエフェクトON時には、機種ごとにエミュレートしたアンプキャラクターを持ったドライブチャンネルとEQが作動。
また、”Drive”アウトは通常のストンプボックスと同様に、OFF時には全てのコントロールがバイパスされ、ON時にはアクティブになります。