定番のトランスペアレントオーバードライブ「Morning Glory」が、パラレルクリーンブレンド機能を搭載し、さらに音楽的な表現力を高めて登場。
JHS Pedalsの代表的なトランスペアレントオーバードライブとして多くのプレイヤーに支持されるMorning Glory。その定評あるサウンドをさらに深化させたモデル、Morning Glory Cleanが、パラレルクリーンブレンド機能を搭載して登場しました。原音の美しさを保ちながら、より緻密なサウンドメイクを可能にするこのペダルは、ギタリストやベーシストの表現力を格段に高めるでしょう。
原音の輝きと歪みの融合:パラレルクリーンブレンドの魔法
Morning Glory Cleanは、単なるモディファイに留まらず、パラレルクリーン・ブレンドを核に据えてゼロから再設計されました。この革新的なアプローチが、従来のMorning Gloryの魔法をさらに引き立てます。
トランスペアレントドライブの新たな境地
本機は、Morning Glory V1の回路を基盤としつつ、より高いヘッドルームを実現。V1が持つナチュラルなサウンドキャラクターに、V4で培われた技術的アップデートを融合した、まさに理想的な進化を遂げています。歪みを加えても原音の輪郭を失わない、透明感あふれるドライブサウンドは、あらゆるジャンルでその威力を発揮します。
なぜクリーンをブレンドするのか?その答えは倍音と低域に
「すでにトランスペアレントなサウンドに、なぜクリーン信号をブレンドする必要があるのか?」という問いに対し、Morning Glory Cleanは明確な答えを提供します。ドライブを上げた際に回路は美しい倍音を増幅し、自然なソフトコンプレッションを生み出す一方で、音源の最終ミックスのように低域を自然にカットする特性があります。パラレルクリーン回路は、その自然な低域の減衰を補完し、Morning Glory本来のきらびやかでジャングリーなサウンドを一切損なうことなく、豊かな低域とサスティーンを保持します。
V1の遺伝子とV4の進化が織りなすサウンド
- 美しい倍音と自然なコンプレッション: ドライブを上げた際に発生する美しい倍音と、まるで熟練エンジニアが施したかのような自然なソフトコンプレッションが、音の深みを増幅させます。
- 原音を活かす低域補完: パラレルクリーン回路が自然な低域の減衰を補完し、サウンドの芯を失うことなく、より豊かなレンジ感を実現します。
- 高いヘッドルーム設計: V1回路をベースにしながらも、より高いヘッドルームを確保することで、アンプライクなダイナミクスとクリアなサウンドを実現しています。
直感的な操作性と多機能性を両立するコントロール
Morning Glory Cleanは、ギタリストやベーシストが求めるサウンドを直感的に作り出せるよう、綿密に設計されたコントロール群を搭載しています。
主なコントロール機能
- VOLUME: ドライ(Clean)とウェット(Drive)を含む、Morning Glory Clean全体のボリュームをコントロールします。
- TONE: DRIVE回路のみに作用するMorning Glory V1のトーンスタックです。時計回りに回すとクリアなサウンドに、反時計回りに回すとウォームなサウンドになります。
- CLEAN: 最小値(反時計回り)でMorning Glory(歪み)のサウンド、最大値(時計回り)でピュアなクリーンサウンドが出力されます。まずDRIVEとCLEANを最大に設定し、CLEANノブを戻しながら最適なバランスを設定してください。
- DRIVE: ゲインをコントロールします。まずは思いきり設定値を上げ、Cleanコントロールでバランスを取る使用方法を前提に設計されています。
クリーンブーストの応用テクニック
Morning Glory Cleanは、単独のクリーンブーストとしても使用可能です。CLEANノブを最大値に設定し、DRIVEノブを上げることで、オーバードライブのクリッピングを発生させず、クリーンなボリュームブーストのみを実現します。ソロでの音量アップや、アンプをプッシュする際に活用できるでしょう。
主要な仕様
- 入出力端子: インプット、アウトプット
- コントロール: VOLUME、DRIVE、TONE、CLEAN、ON/OFFスイッチ(バッファード・バイパス)
- 電源: DC9V センターマイナス /消費電力:60mA
ギタリストからベーシストまで、あらゆるプレイヤーの理想を形にする
このペダルは、JHS PEDALSがこれまで製作してきた中で最も考え抜かれ、最も洗練されたMorning Gloryとされています。
- ファーストステージのオーバードライブとして: アンプの入力前段に配置すれば、透明感あふれるドライブサウンドを基盤とした、表現力豊かな歪みを作り出します。
- ディストーションの前段に配置: サスティーンは損なわれるどころか、より豊かで自然な伸びを獲得し、複雑なフレーズでもクリアな分離感を実現します。
- ディレイの後ろに配置: パラレルクリーンブレンド回路によるシリーズ/パラレルの新しい質感を付加し、空間系エフェクトとの組み合わせで、より幻想的で奥行きのあるサウンドを創造します。
特に「ベース用としてもこれまでで最高のオーバードライブかもしれない」と評されるように、ベースの低域の解像度を保ちながら、豊かな倍音とドライブ感を与える能力は特筆すべき点です。ギタリストはもちろん、ベースプレイヤーにもぜひ体験していただきたい一台です。