保存ボタンは、もう要らない。直感と純度が融合した、プロスペック・スイッチャーの最終回答。
直感操作の到達点。Limetone Audioが描く「LimetoneHOME 4LB」の革命
現代のギターシステムにおいて、プログラマブル・スイッチャーは「便利だが操作が複雑」「設定の保存が手間」というジレンマを抱えていました。2026年、その常識を覆す一台がLimetone Audioから登場しました。
LimetoneHOME 4LBは、これまでのスイッチャーの概念を一新する「直感」にフォーカスしたデバイスです。最大の特徴は、デジタル制御でありながらアナログエフェクターのような操作感を実現している点。ボードの主役(HOME)となるべく設計されたこの機材の真価を紐解きます。
「保存ボタン」を捨てた勇気。インスピレーションを逃さないオートセーブ機能
多くのギタリストを驚かせたのが、「STORE(保存)ボタンの撤廃」です。
従来のスイッチャーでは、ループのON/OFFを決めた後に「STORE」ボタンを押してプリセットを保存する必要がありました。しかし、LimetoneHOME 4LBはその手間をゼロにしました。選択したループの状態は、その瞬間に自動的に記憶されます。まるでアナログのエフェクターを操作しているかのように、ツマミをいじる感覚でループ構成を変更できるため、リハーサルやライブ直前の微調整でも、保存し忘れの事故が起こりません。
最小限の動作で多彩な音色を。「裏モード」が変えるライブパフォーマンス
4つのフットスイッチしかないからと言って、プリセットが4つだけだと侮ってはいけません。本機には画期的な「裏モード」が搭載されています。
これは1つのフットスイッチに「表」と「裏」、2つの異なるプリセットを割り当てられる機能です。例えば、「表」でバッキング用のドライなサウンド、「裏」でソロ用のブースト+ディレイサウンドを設定しておけば、同じスイッチをもう一度踏むだけで劇的な音色変化が可能になります。
これにより、実質的なプリセット数は倍増。限られたスペースで最大のパフォーマンスを発揮したいギタリストにとって、これほど強力な武器はありません。
妥協なきピュアサウンドへのこだわり
あえて選んだ「ノンバッファー」という回答。原音を尊重する回路設計
Limetone Audioといえば、高品質なバッファー回路に定評がありますが、本機はあえて「ノンバッファー・トゥルーバイパス」仕様を採用しています。
これは、「バッファーは好みのものを最前段に置きたい」「Fuzz等のインピーダンスに敏感なペダルを使いたい」というプロフェッショナルの要望に応えた結果です。スイッチャー自体は徹底して黒子に徹し、接続されたエフェクターの個性を100%そのままアンプへ送る。そのために、内部回路の配線パターンやパーツ選定において、音質変化を極限まで抑える設計が施されています。
厳選パーツによる高音質シグナルルーティングの実力
ジャックやスイッチ、内部配線に至るまで、Limetone Audioの厳しい基準をクリアしたパーツのみが使用されています。多機能なスイッチャーにありがちな「繋ぐだけで音が曇る」という現象とは無縁の、クリアで抜けの良いサウンドを提供します。
ボード構築の未来を見据えた拡張性
別売「LimetoneBASE」との連携で実現する6ループシステム
LimetoneHOME 4LBは、単体で完結するだけではありません。別売りの拡張ユニット「LimetoneBASE」とTRSケーブル1本で接続することで、ループ数を「4」から「6」へと拡張可能です。
「LimetoneBASE」側の2ループも、LimetoneHOME側でコントロール可能となり、巨大なシステムへ移行する際も本体を買い替える必要がありません。まさに、システムの中核(HOME)として長く愛用できる設計です。
プロギタリスト増崎孝司氏が求めた「現場力」とは
本機の開発は、日本を代表するトップギタリスト、増崎孝司氏のリクエストからスタートしました。
「演奏中に瞬時に音を変えられ、かつ音質劣化がなく、操作に迷わないスイッチャーが欲しい」
このシンプルかつ究極の要望に対し、Limetone Audioの今西氏が数年の歳月をかけて回答したのがこの4LBです。説明書を読まなくても直感的に扱える操作性は、一分一秒を争うプロの現場で鍛え上げられた証と言えるでしょう。
LimetoneHOME 4LBはどんなギタリストにおすすめか?
LimetoneHOME 4LBは、以下のようなギタリストに最適なソリューションです。
- 複雑なメニュー操作や保存手順が苦手な方
- ライブ中に頻繁にエフェクターの設定を変更する方
- バッファーやFuzzの配置にこだわりがある方
- 将来的にボードを拡張する可能性がある方
「保存ボタン」からの解放は、あなたの音作りをより自由でクリエイティブなものに変えてくれるはずです。ペダルボードの在り方を変える一台を、ぜひ体験してください。




