このペダルに触れるまで、それが必要なものであると気づかなかったのです。アンプのエッジをプッシュしたりクリーンシグナルにセンシティブなドライブを加えたり、リズムやリード、ノイズに強いディストーションを付加することができます。
内部には2つのゲインステージがあり、インプットされたシグナルはGAIN1のゲインステージを通ります。ここでは軽い歪みからスパーキーなトーンを作ります。BOOSTスイッチでGAIN1ノブの可変範囲を切り替えることができます。
LOW、MID、HIGHアクティブEQコントロールはそれぞれ100Hzシェルフ、500Hzベル、3kHzシェルフEQです。
また、VOICEコントロールでEQに送られるシグナルのバランスを調整することができるので、より詳細に音色をコントロールすることができます。
さらにCRUSHスイッチでEQの後にクリッピングステージを追加することができます。
GAIN2はフットスイッチでON/OFFすることができます。OFF時には何も影響しません。GAIN2ノブを最小にしても同様です。GAIN2をONにし、GAIN2ノブを上げるとオーバードライブペダルがヘヴィなディストーションへと変貌します。
コントロール
・VOLUME:全体の音量を調整します。
・GAIN1:最初のゲインステージの歪みを調整します。
・LOW:100Hz以下の周波数帯をブースト/カットします。
・MID:500Hz辺りの周波数帯をブースト/カットします。
・HIGH:3kHz以上の周波数帯をブースト/カットします。
・GAIN2:GAIN2フットスイッチがONの時に2段めのゲインステージの歪みを調整します。
・VOICE:3バンドEQに入るシグナルのバランスを調整します。反時計回りで音色は暗く、時計回りで明るくなります。
・BOOST:GAIN1ノブのレンジを切り替えます。下ポジションではローゲイン、上ポジションではゲインアップモードとなります。
・CRUSH:3バンドEQの後にダイオードペアのクリッピングステージを追加します。上ポジションでクリッピングが追加されます。
GAIN1とGAIN2、さらにスイッチの設定を組み合わせることで、様々な歪みを作ることができます。
Fault V2はスタンダードなセンターマイナス9VDCアダプターで動作します。
消費電流は31mAです。電池はお使いになれません。
Fault V2はリレータイプのトゥルーバイパスです。
Fault V2のアートワークはニューヨークのEvan M Cohenによるものです。
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